台湾名産のからすみ作りと私塾で雲林県の子どもたちを救いたい!

陳玉釵さん

こんにちは。

てくてく台湾のSHIN(@tekuteku.taiwan)です。

今回は「台湾・雲林県の子どもたちを救いたい」と願う女性を紹介します!

その女性の名は陳玉釵(チェン・ユチャイ)さんといい、台湾・雲林県で初の女性村長になった方です。

貧困や家庭問題を抱える子供たちの役に立ちたいという思いから、私財を投げうって学生たちが放課後に無料で授業を受けられる、私塾の運営を行っています。

今回はそんな陳さんがいる雲林の名産「からすみ」を日本の人たちに届け、購入してもらった金額を「私塾サポートのために使いたい」という熱い取り組みを知り、記事にまとめました。

目次

プロジェクト内容

今回のプロジェクトは雲林県の名産である「からすみ」を日本に届け、その資金で私塾のサポートを行うというものです。

資金の使いみち
  • 子どもたちの教育のための教材費
  • 文房具、学用品購入費
  • ノートパソコン購入費

雲林県で初の女性村長・陳玉釵(チェン・ユチャイ)さん

陳玉釵(チェン・ユチャイ)

陳さんは2001年から雲林県口湖郷で「蚵寮学堂」という私塾の運営を開始し、貧困や家庭問題を抱えた子供たちが無料で通える教育支援を行っています。

しかも当初、私塾を運営するにあたり、自らの私財を売って始めたというから驚きです。

今でも国からの補助金は受けず、賛同してくれる人たちからの支援と、からすみ作りの収益で塾の運営を行なっています。

陳さんの夫も車で子供達を送り迎えしたり、講師を務めることもあるのだとか!

夫婦でお互い助け合って塾を運営しているなんて素敵です。

そんな素晴らしい活動をしていたことから、村人たちの推薦で雲林県で初めて女性村長となり、2006年~2010年まで務めました。

陳さんの「からすみ」

「からすみ」はボラなどの卵巣を塩漬けし、塩抜き後、天日干しで乾燥させたもの!

旨味とコクが凝縮されており、海のチーズと言われることもあるくらいの高級珍味で、台湾を訪れる日本人観光客の間でも人気のお土産です。

雲林県口湖郷は「台湾のからすみ発祥の地」と言われている

雲林県口湖郷では「からすみ」作りが盛んで、特に陳さんがつくる「からすみ」は、そのほとんどが天然のボラを使用しているので格別です。

さらには乾燥の工程を長くし、口湖郷の海風に当てることで、余分な水分を飛ばし、程よい塩気としっとり食感を残しています。

僕も実際に陳さんの「からすみ」を手に取りましたが、とっても大きなサイズでビックリ!!

台湾の地で育てられ日本まで届いたのかと思うと、さらに嬉しくなります。

そして今回は陳さんの「からすみ」を使い、カラスミと台湾豆腐乳・クリームチーズのカナッペを作りました。

クラッカーの上にチーズ、トマト、からすみをのせ、アクセントには台湾の調味料「馬告」を使いました。

味はクラッカーのサクサク感と、からすみの塩気が効いた旨味。

さらにトマトのさっぱりとした酸味がクセになる美味しさで、あっという間に食べ切ってしまいました。

陳さんのプロジェクトも応援できて、雲林の「からすみ」も受け取れるってほんとに素晴らしいですね。

詳細について気になる方は、ぜひ下記のボタンからプロジェクト内容をチェックしてください!!

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この記事を書いた人

「てくてく台湾」の運営者SHINです。
大学卒業→日本企業に就職→9ヶ月で退職→台湾留学→マッサージ習得→現地のマッサージ店に勤務→日本に帰国。月間11万回読まれるブログ『てくてく台湾』運営中。

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