こんにちは。
てくてく台湾のSHIN(@tekuteku.taiwan)です。
平渓線周辺ってどんな観光スポットがあるの?
こんな疑問にお答えします。
僕は台湾に4年住み、さまざまな観光スポットをめぐってきたのですが、今回は列車に乗り旅をしたいと考え、平渓線の主要な駅で途中下車してきました。
そこで見つけた観光スポットやオススメのスポットを紹介します。
平渓線のモデルコースを紹介
平渓線に乗る
平渓線の駅までは、列車かバスで行くのが便利です。
※列車バスともに本数が少ないので、事前に予定を立てて回ることをオススメします。
・列車で行く場合:台北駅から平渓線の最初の駅・三貂嶺駅までは、1時間ほど電車に揺られれば到着します。
・バスで行く場合:MRT木柵駅から【795】バスに乗った場合、1時間30分ほどで平渓線の終着駅・菁桐駅に到着します。
平渓線の駅に到着後
列車の本数がかなり少ないので、【795】や【F823】のバスなどをうまく利用すれば、より効率的に平渓線沿いを回れます。
平渓線の駅
平渓線の駅は合計7駅です。
- 三貂嶺駅
- 大華駅
- 十分駅
- 望古駅
- 嶺脚駅
- 平渓駅
- 菁桐駅
1.菁桐駅周辺
菁桐駅
平渓線の終着駅が菁桐駅です。
菁桐駅の駅舎は台湾の文化遺産にもなっており、平渓線の駅舎の中でも歴史のある駅です。
木造作りの駅舎で1921年に完成しましたが、当初は鉱物を運ぶ列車用に作られた駅でした。
線路の上に降りて写真を撮ることもできるので、違う角度から菁桐駅を写真に撮ることも可能です。
名称 | 菁桐駅 |
住所 | 新北市平渓区菁桐里菁桐街2 |
菁桐天灯館
この建物はランタンの形をしていて、菁桐のランドマーク的な建築物で、夜になるとライトアップされまるで本物のランタンのように見えます。
建物の内部はサービスカウンンターや売店、展望台がありので旅で疲れた体を休めることもできます。
名称 | 菁桐天灯館 |
住所 | 新北市平渓区静安路二段141号 |
営業時間 | 木曜-火曜 10時00分~19時00分 |
菁桐老街
約100mの短い老街で、日本統治時代にこの地域の建物は建てられました。
1975年までは炭鉱があったので、多くの人で賑わっていました。
その後、炭鉱が閉山になってからは街全体もかなり静かになったそうで、今でも観光客が訪れますが、平日は静かで落ち着いた雰囲気です。
今ではお土産屋や小さな売店が営業しています。
名称 | 菁桐老街 |
住所 | 新北市平渓区菁桐街 |
菁桐日式宿舎群
今でも瓦屋根の日本式家屋が残されていて、建物の中が飲食店になっていたり、広場には日本統治時代に作られたの、石の滑り台が残っています。
このエリアを歩くと昔の日本が味わえます。
名称 | 菁桐日式宿舎群 |
住所 | 新北市平渓区白石腳 |
石底大斜坑
菁桐をから歩いて5分ほどのところにある石底大斜坑ですが、昔は炭鉱として栄え、約5000人もの労働者が働いていました。
現在は当時使われていた炭鉱の入り口や、廃墟となった当時の施設を見学することができます。
歴史的にも重要な場所ですが、寂れた雰囲気がなんとも言えません。
名称 | 石底大斜坑 |
住所 | 新北市平渓区 |
2.平渓駅周辺
平渓駅
平渓駅も菁桐駅と同じで、炭鉱用の列車専用駅として建てられました。
平渓駅の前では線路の上に立ち写真を撮ることができます。
たくさんのカップルや家族連れが線路をまたいで一緒に撮影していました。
日本ではなかなかできない体験ができるのも、平渓線の旅ならではです。
名称 | 平渓駅 |
住所 | 新北市平渓区嶺腳里中華街12号 |
平渓郵便局
平渓郵便局は台湾で最も古い郵便ポストが残っています。
レトロな形のポストと一緒に写真をとり、台湾旅の記念にこのポストにハガキを投函するのもいいかもしれません。
名称 | 平渓郵便局 |
住所 | 新北市平溪区平溪街42号 |
営業時間 | 平日 8時30分~12時30分、13時00分~16時30分 |
八仙洞
昔は防空壕として使われていましたが、戦後は八仙洞の内部が涼しいこともあり、人々の溜まり場となっていたようです。
入り口は結構暗めで、長い道が奥まで続いているので中に入るにはかなりの勇気がいる場所です。
名称 | 八仙洞 |
住所 | 新北市平渓区石底里觀音巖 |
日治防空洞
日治防空洞は日本統治時代に防空壕として使われていました。
日本ではあまりみることがなくなっている防空壕ですが、台湾で旅をしていると今もなおこのような防空壕をみる機会があります。
日本人として色々と考えさせられる場所でもありました。
名称 | 日治防空洞 |
住所 | 新北市平溪區石底里觀音巖 |
平渓老街
ちょっと坂道になっている平渓老街ですが、これといって目立つお店はありません。
ですが麦わら帽子や漁師網バッグなど、昔ながらの雑貨を販売しているお店などもあり、どこか懐かしい旅の気分になれます。
名称 | 平渓老街 |
住所 | 新北市平渓区平溪街 |
碳烤香鶏排
ソーセージと鶏排(フライドチキン)を楽しめるお店です。
ソーセージは台湾独特の少し甘めで、日本人は少しなれないかもしれませんが、一回食べるとハマること間違いなしのソーセージです。
そして僕のおすすめなのは鶏排(フライドチキン)。
サクサクのチキンがジューシーでめっちゃ美味しいので、シェアして食べるのもオススメです。
たまたま見かけて入ったお店でしたが、台湾人のお客さんが常に出入りしていたので、地元のお客さんにも愛されているお店なのかも。
店員さんも親切だったので観光客も行きやすいと思います。
名称 | 碳烤香鶏排 |
住所 | 新北市平渓区平渓街14号 |
営業時間 | 日曜-土曜 9時30分~19時45分 |
3.十分駅周辺
十分駅
十分の駅舎も木造で、レトロ感がめちゃくちゃ溢れ出しています。
お土産屋さんもあり、台湾のかわいいグッズも購入可能です。
名称 | 十分駅 |
住所 | 新北市平渓区226 |
十分老街
台湾名物のランタン飛ばし台湾といえばランタン飛ばしです。
十分老街ではランタンは200元ほどで購入でき、願い事を書いて線路の上まで持っていき、記念撮影を終えれば、空にランタンを飛ばします。
昼間にあげるのも綺麗ですが、夕方などの薄暗い時間にランタンをあげると、幻想的な気分になれます。
» 【ランタン飛ばし】その後はどこへ?ゴミは誰が回収するのか問題
静安吊橋
1947年に建てられた橋で、当初は炭鉱を運ぶために作られました。
その後は住民たちの生活を支える橋となり、現在では十分を代表する有名な観光地です。
名称 | 静安吊橋 |
住所 | 新北市平溪区靜安吊橋 |
最後に
今回は台湾の北部を走る平渓線のモデルコースを紹介しました。
ランタン飛ばしで有名な十分から、今まで聞いたことがない平渓線の駅までめぐりました。
平渓線沿いはかつて炭鉱で栄えていたこともあり、昔ながらの建物もたくさんあり、どこか懐かしい経験ができる旅になりました。
平渓線に乗っていると豊かな自然と清らかな川を車窓から眺めることができ、心も落ち着きます。
台北から日帰りで行って帰れる平渓線に乗って、台湾旅をしてみてはいかがでしょうか。
コメント