こんにちは。
てくてく台湾のSHIN(@tekuteku.taiwan)です。
化南新村ってどんな場所?
こんな疑問にお答えします。
今回は1960年代に建てられ赤煉瓦の街並みが保存され、近年では台湾ドラマや映画撮影されている「化南新村」を歩いてきました。
台北市の文化遺産に登録されるほどの歴史的に重要な場所で、戦後の台湾の雰囲気が今もなお残る場所です。
そんな化南新村を歩いてきたので、今回はまとめてみました。
戦後の台湾が残る化南新村【台北市の文化遺産に登録】
化南新村とは
化南新村は当初、国立政治大学の職員が住む宿舎として作られた場所です。
化南新村ができる前、多くの職員が学校に通うアクセス手段に困っており、大学の校長がその様子を見て問題を解決しようという思いから完成しました。
また立地的にやや特殊で、独特の生態系が発達しています。
昼夜で街の様子がガラッと変わり、多様な動植物が子息しており台湾固有種のヤマムスメ(臺灣藍鵲)という鳥も生息しています。
化南新村に行ってみた
赤煉瓦で作られた建物が数多く保存されています。
化南新村がある地域は、昔から水害による被害が多く、そういった被害から守る逃れるために、二階建ての建物で、その周りには赤いレンガで壁が作られています。
車が通れる道だけでなく、このような細い道なども数多くあります。
戦後につくられた建物とあって、どの建物もかなり時代を感じます。
人が住んでいるのか分からない建物もたくさんあり、独特の雰囲気が漂っています。
化南新村には多くの木々が生えていたり、芝生のエリアなどもありました。
こういった場所に台湾固有種のヤマムスメ(臺灣藍鵲)がいるそうです。
化南新村には書道家、哲学科、小説家といった、数多くの著名人が住んでいた場所としても有名です。
街全体としては昼間だというのに物音が少なく、とても静かなです。
少し歩いたところにはできたばかりのマンションがあり、近代的な建物があるエリアの中に、ポツンと存在する場所でした。
現代ではなかなか感じることがない、言葉では言い表すことができない独特の雰囲気が残っている何か特別な場所といった感じ。
戦後の台湾を感じたい人はぜひ訪れて欲しい場所です。
アクセス
MRT:木柵駅から徒歩15分
名称 | 化南新村 |
住所 | 台北市文山区新光路一段65巷95号 |
化南新村から徒歩圏内に、台北市立動物園や日本統治時代に建てられた木造建てで、瓦屋根の文山公民会館という場所もあるので、一緒に見て回るのもオススメです。
» 日本統治時代に建てられた文山公民会館
最後に
今回は台北市にある化南新村に行ってきました。
街全体に赤煉瓦の建物が多くあり、一昔前の雰囲気が今でも残るのが化南新村でした。
台北市中心部にはない雰囲気がここでは味わうことができ、最近ではドラマや映画の撮影スポットとして使用されています。
写真映えする場所でもあるので、少し変わった台北観光をした方はぜひ訪れてみてください。
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