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てくてく台湾のSHIN(@tekuteku.taiwan)です。
前日軍衛戍醫院北投分院ってどんな場所?
こんな疑問にお答えします。
「前日軍衛戍醫院北投分院」は日本統治時代に建てられた療養所で、療養所の敷地内には温泉が湧き出ています。
第二次世界大戦で怪我をした兵士が、前日軍衛戍醫院北投分院で温泉に浸かり、怪我をした箇所を癒していました。
現在でも当時建てられた、緑色の建物が残っており、同じ敷地内では足湯をすることもできます
今回は日本統治時代の雰囲気が今でも残る、前日軍衛戍醫院北投分院に行ってきたのでまとめました。
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前日軍衛戍醫院北投分院とは
「前日軍衛戍醫院北投分院」は台北市北投区にある三軍總醫院北投分院の南側に残されています。
日本統治時代の初期に北投で温泉が発掘され、旅館などといった温泉施設でき、前日軍衛戍醫院北投分院も日本軍兵士のための療養所としてつくられました。
1896年に前日軍衛戍醫院北投分院として完成した当初は、日露戦争で負傷した兵士たちが前日軍衛戍醫院北投分院で体を療養させました。
戦後は精神科が置かれていましたが、1998年に前日軍衛戍醫院北投分院の建物が古蹟として登録されてからは、長年のあいだ放置された状態でした。
放置されていた状態が長かったこともあり建物の痛みが激しく、2012年から修復工事が開始しされました。
2013年に工事が完了し、前日軍衛戍醫院北投分院には足湯があったり、木造建てのレトロな雰囲気や時代劇の撮影でも使われこともあるので、現在では地元住民や観光客が集まる場所です。
前日軍衛戍醫院北投分院に行ってみた
前日軍衛戍醫院北投分院に入る場合、入り口が2つあります。
- 前日軍衛戍醫院北投分院の目の前から
- 三軍總醫院北投分院の入り口から
※1つ目の入り口が開いてないことが多々あります。
建物はかなりのレトロ感が溢れ出ています。
瓦屋根で緑色の木造の建物と、この木の感じがなんというか雰囲気がかなりあります。
建物の表に回ってみると日本統治時代の面影がよく残っていて、最近若い人たちが前日軍衛戍醫院北投分院を訪れ、ここで写真を撮る理由がよくわかりました。
まるで昔のドラマに出てきそうな廊下で、ここを歩くと戦前の日本にタイムスリップしたかのような気分になります。
屋根のついた場所で足湯する方たちがいました。
おそらく近所に住む方達が仲良くずっと話されていたので、前日軍衛戍醫院北投分院は住民たちの憩いの場としても活用されている見たいです。
写真で見ての通りまるで映画のセットに出てきそうな場所で、とても絵になるスポットでした。
足湯の時間:午前8:00〜午後17:00
白濁としたお湯で硫黄の匂いもかなりしました。
お湯加減は熱すぎず、ぬるすぎずで何十分も足を浸けたくなるお湯でした。
北投にはたくさんの足湯がありますが、前日軍衛戍醫院北投分院はあまりたくさんの人に知られていないので、落ち着いてゆっくりと足湯を楽しめるのでオススメです。
前日軍衛戍醫院北投分院として、たくさんの兵士が療養所として使用していた理由がよくわかりました。
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アクセス方法
MRT:新北投駅から徒歩15分ほど
名称 | 前日軍衛戍醫院北投分院 |
住所 | 台北市新民路60号 |
開放時間 | 午前8:00〜午後17:00 |
最後に
今回は日本統治時代に日本兵の療養所として使用された、前日軍衛戍醫院北投分院に行ってきました。
当時の瓦屋根を使った木造建築の建物が保存され、まるで映画のワンシーンに出てきそうな雰囲気が今でも残っています。
建物以外にも足湯があり、レトロな空間の中で体を癒すことも可能です。
そんな素敵な空間で素敵な時間を過ごしてみませんか。
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