こんにちは。
てくてく台湾のSHIN(@tekuteku.taiwan)です。
三峡老街ってどんな場所?アクセス方法は?オススメのスポットは?
こんな疑問にお答えします。
今回は台湾に4年住み、観光地をインスタグラムで投稿し続けている僕がレトロな三峡老街を紹介します。
三峡老街の長さは260mあり、老街の両サイドには赤煉瓦の歴史ある建物が今でも残され、まるで日本統治時代にタイムスリップしたような場所です。
そんな素敵な場所を訪れて気になるスポットをまとめたので、三峡老街を訪れる時の参考にしてください。
長さ260メートルある三峡老街の行き方・おすすめのお店を紹介
三峡老街への行き方
台北市内からだと1時間弱で三峽老街に行くことができます。
個人的なおすすめはMRTでMRT板橋駅またはMRT永寧駅まで行き、バスに乗り換えて三峡老街に行く方法です。
出発駅(バス番号) | 降車駅 |
MRT西門駅(705、706) | 三峡老街 |
板橋(702) | 三峡老街 |
MRT永寧駅(916) | 三峡 |
鴬歌駅(702、981) | 三峡老街 |
※西門駅からだと途中に止まる駅が多すぎて、到着までかなり時間がかかります。
1.三峡老街
昔の台湾がそのままの三峡老街
・老街の長さは台湾最長
台湾には172の老街がありますが、三峡老街はその中で最も長い260メートルです。
両サイドに赤煉瓦の建物が並び三峡老街を歩くと、まるで昔にタイムスリップしたかの気分になります。
・「三角湧」という地名から「三峡」
日本統治時代に「三角湧」という中国語の発音が、日本語の「三峡」の発音に近いことから地名を変更したそうです。
・ギリシャ風の建築
三峡老街の建物は1916年に日本政府の指導の下、住民たちが自費で昔の伝統的な建物を改造し、ギリシャ式風の建物へと変わりました。
・建物の上にはお店の歴史が刻まれている
赤煉瓦の建物の上部には、社長の名前、業種、お店の番号が刻まれていて建物の歴史や物語を垣間見ることができます。
・三峡老街にはレトロな商店が並ぶ
現在では姿を消しつつある駄菓屋やおもちゃを扱うお店があり、外国人観光客からも人気です。
・当時使われていた井戸も現存
現在は使われていませんが、三峡老街の片隅にしっかりと残され、レトロな雰囲気がしっかり出ています。
名称 | 三峡老街 |
住所 | 新北市三峽区民權街37-147号 |
営業時間 | 24時間 |
2.藍染公園
三峡で藍染体験ができる
・三峡のメイン産業は昔から今まで染め物
三峡の人々は古代から、現代まで染め物で自分たちの生活を支えてきました。
現在でも三峡では、100店舗もの染め物を扱うお店があります。
藍染公園はそんな彼らのメイン産業である「染め物」に触れることができるスポットです。
・藍染体験
藍染公園では1時間ほどでできる藍染体験や物販の販売も行われています。
名称 | 藍染公園 | |
住所 | 新北市三峽区仁愛街47号 | |
営業時間 | 月曜、水曜、金曜 10時00分〜17時00分 土曜、日曜 10時00分〜17時00分 |
3.三峡歴史文物館
三峡の歴史を知るならココ
・日本統治時代に作られた三峡歴史文物館
日本統治時代に台湾で最も美しいオフィスと言われていたのが「三峡庄役所」で、現在の「三峡歴史文物館」です。
・和と洋が融合した建築物
優雅な和洋式の外観で、現在でも外観はほぼ当時のままで保存されており美しい三峡老街の建築物と三峡歴史文物館の雰囲気が、当時の台湾の雰囲気を今でも感じさせてくれます。
・三峡歴史文物館の内部
一階は特別展で季節に応じてさまざまな展示が行われ、二階は資料館で郷土資料や器具、藍染の資料なども見学できます。
・三峡染工坊
三峡歴史文物館の隣には藍染体験ができる施設があり200元から藍染体験ができます。
名称 | 三峡歴史文物館 |
住所 | 新北市三峡区仁愛街47号 |
営業時間 | 火曜-日曜 9時00分~17時00分 |
4.三峡祖師廟
三峡にある歴史ある廟
・現在も修復中の廟
一度目は1833年に起こった地震で破損し、二度目は1895年に日本軍が焼土作戦を行い、三峡祖師廟は焼かれてしまいました。
その後1947年に修復が行われ現在でも続いています。
・人々を魅了する彫刻
三峡祖師廟の彫刻技術は有名で、台湾中から多くの観光客が訪れるスポットです。
名称 | 三峡祖師廟 |
住所 | 新北市三峽区長福街1号 |
営業時間 | 日曜-土曜 5時00分~22時00分 |
5.三峡長福橋
三峡祖師廟の目の前にあるのが長福橋で、橋の上には100以上もの石獅が置かれています。
名称 | 三峡長福橋 |
住所 | 新北市三峽区清水街341号 |
6.三峡興隆宮媽祖廟
1755年に創建された歴史ある廟
三峡興隆宮媽祖廟は三峡老街の入り口付近にあり、廟の前を歩くと線香の匂いが漂ってきて、廟の独特な雰囲気を感じ取れます。
1755年に創建されましたが日本統治時代に焼き払われ、その後再建されて現在の廟の姿になりました。
建物は三峡老街にありますが、広々とした空間で見応えがあります。
名称 | 三峡興隆宮媽祖廟 |
住所 | 新北市三峽区民權街50号 |
営業時間 | 日曜-土曜 8時00分~22時00分 |
7.三峡公有市場
三峡のローカル市場
・台湾語が飛び交う
台湾のローカルエリアに来ると中国語より、台湾語を聞くことが増えてきます。
市場内はほぼ台湾語のやりとりのみで、ローカル感が一段と増します。
・台湾の特産品が並ぶ
普段、日本で見かけない野菜やフルーツ野菜など興味深いものばかりです。
市場の外にもたくさんの商店が並び、特に午前中の活気が台湾感をより一層楽しめる、ローカルスポットです。
名称 | 三峡公有市場 |
住所 | 新北市三峡区民生街186号 |
営業時間 | 火曜-日曜 7時00分~16時00分 |
8.古伯手工米苔目
台湾のうどん・米苔目(ミータイムー)
・お昼時は行列ができるご飯屋
オススメの米苔目(ミータイムー)は米粉でできていて、スープは塩味なのであっさりと頂けます。
お店の入り口にメニューがあるので、各自で手に取り店内に座ります。
あとはメニューに印をして店員さんに渡せばOKで、米苔目のほかにもルーローハンやワンタンスープなども味わえるグルメスポットです。
名称 | 古伯手工米苔目 |
住所 | 新北市三峽区民權街9号 |
営業時間 | 日曜-土曜 8時00分~19時00分 |
9.富士商号
インスタ映えのグルメスポット
・沙瀑的土石流 100元(チーズたっぷりのサンドウィッチ)
インスタ映えで人気のチーズたっぷりのサンドウィッチで、休日には30分以上待つこともあります。
お肉もたっぷり入っていてボリューム満点の一品です。
・オシャレな店内
サイダーの空き瓶やレトロな雑貨も並んでいて、店内はオシャレでオススメのお店です。
名称 | 富士商号 |
住所 | 新北市三峽区中園街11号 |
営業時間 | 火曜-日曜 6時00分~13時00分 |
※三峽老街からは少し離れた場所にあります。
最後に
今回は三峡老街の行き方・オススメのスポット・グルメを紹介しました。
三峡老街は台北からバスで行けて、台北と違うレトロな雰囲気を味わえる場所です。
また近くにはバスで行ける距離に鴬歌という陶器が有名な街もあるのでセットで旅行をするのもオススメです。
新たな台湾旅行先を探している方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
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