こんにちは。
てくてく台湾のSHIN(@tekuteku.taiwan)です。
台北賓館ってどんな場所?開館日は?
こんな疑問にお答えします。
台北賓館は台湾総統府の近くにあり、日本統治時代に台湾総督の官邸と国賓をもてなす場所として作られました。
建物はとっても豪華で、月に一度だけ一般人も入館できます。
今回はそんな「台北賓館」の開放日に合わせて見学してきたのでまとめてみました。
台北賓館でVIPになった気分を味わう【2022年の開館日も記載】
台北賓館ってなに?
台北賓館は日本統治時代の1913年に、台湾総督の官邸として建てられた。
日本統治時代は計16人の総督の住居として使われただけでなく、日本の皇族を招いたり、国内外の来賓を招待する場所としても使用されていました。
第二次世界大戦後は台湾省の主席官邸として使われていましたが、1950年からは「来賓館」として現在まで使用されています。
2006年までは一般公開されていませんでしたが、台北賓館の改修工事が終了したのと同時に、一般公開がされるようになりました。
建物はバロック風のとても華やかな外観で、内部も美しい装飾で彩られています。
洋館
この豪華な雰囲気を今でも見ることができるのはとても貴重です。
台北賓館は北側にあり南側向きに建てられ、夏は風通しがよく涼しく、冬は陽がよく当たるのでとても暖かいです。
さらには台北賓館がある場所は風水的にとても良いとされています。
台北賓館の主な部分は洋館で二階建てになっており、四方にはそれぞれ美しいベランダがあり内部の装飾も見事です。
台北賓館の中に入ると、各部屋にはボランティアのおじさんやおばあさんが部屋の説明をしてくれます。
どのような部屋だったのか、家具がどこで作られたのか、この印はどう言う意味かなど細かく説明もしてくれました。
台北賓館にある家具は当時から使用されており、机や椅子がとても綺麗な状態のまま展示されています。
台北賓館の中には大きなシャンデリアや豪華な絨毯が敷き詰められ、圧倒させられました。
細かなところまで工夫が凝らされているので、洋館好きな方にはたまらないですね。
和館
和館は日本式の木造建築で、室内に座ると日本庭園を一望できるつくりになっています。
こんな綺麗な庭園をゆっくりと眺めることができたなんて、めちゃくちゃ幸せな時間を過ごしていたんでしょうね。
庭園
庭園は「国定古蹟」に指定されています。
北側は日本式の庭園でさまざまな植物が植えられ、南側はヨーロッパ式ので噴水や花壇が設けられています。
この日は多くの観光客が訪れていましたが、この庭園は人を穏やかな気持ちにさせてくれる雰囲気です。
開放日
毎年の解放日ホームページで確認できます。
※最終入館時間は15時30分
※急遽開放されない場合もあるので、ホームページで再度確認をお願いします。
台北賓館へのアクセス
名称 | 台北賓館 |
住所 | 台北市中正区凱達格蘭大道1号 |
アクセス | MRT台大醫院から徒歩5分 |
入場料 | 無料 |
ホームページ | 台北賓館 |
- 中華民国総統府
- 中正紀念堂
- 台湾博物館
周りに多くの観光地があるので、総統府などセットでみて回るのがオススメです。
最後に
今回は月に一度だけ公開される、台北賓館に行ったのでまとめてみました。
日本統治時代に建てられた台北賓館は現在でも政府の施設として使用され、月に1度ほど一般人に公開さています。
さらに日本人によって建てられた台北賓館には、建物全体に細かな工夫があり、和館から眺めることができる庭園には和と洋が融合しています。
そんな台北賓館は台湾でなければ見ることができない貴重な場所なので、機会あればぜひ見に行ってみてください。
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