こんにちは。
てくてく台湾のSHIN(@tekuteku.taiwan)です。
大渓老街ってどんな観光地?オススメスポットは?
こんな疑問にお答えします。
大渓老街(ダーシー)は台湾・桃園にあり、日本統治時代に建てられたバロック調の建築物や、日本式木造づくりの家屋が今でも残されています。
台湾人だけでなく、海外からもレトロな街並みを求めて観光客が訪れているので、今回はそんな「大渓老街」の街を巡りオススメ観光スポットをまとめました。
【まるっと早わかり】大渓老街のオススメ観光スポット12選
大渓老街は台湾桃園市大渓区にあり、台北の中心部から行く場合は公共交通機関に乗り1時間30分〜2時間ほどです。
大渓区は昔、タイヤル族が住んでいた地域ですが、1818年に台湾の名家「板橋林家」がやって来たことで大きな発展を遂げます。
日本統治時代になり建物もバロック式の建築物が増えますが、その後は桃園にダムができたことにより水上運輸の街として機能は失われました。
現在は当時のレトロな雰囲気が観光客を引きつけています。
大渓老街の観光スポット
1.大渓老街
大渓老街には多くのの商店が並び、たくさんの観光客で賑わっています。
昔ながらのおもちゃ屋やお土産用のお菓子屋、また豆腐の街として有名なので豆花屋があったり、豆腐作りを体験できる施設もあります。
名称 | 大渓老街 |
住所 | 桃園市大渓区和平路 |
2.大渓橋
大渓橋は清時代に建てられ大渓と対岸を結ぶ重要な橋として、地元の人たち大切な長年親しまれてきましたが、日本統治時代の1934年に日本人によって全長280mの橋に立て替えられます。
しかし台風の被害を受け、その後は修復作業を経て、現在の大渓橋の姿になりました。
現在の大渓橋の歩行者専用で長さは330mあり、実際に見るとかなりの大きさがあり迫力満点です。
夜になるとライトアップされるので、バロック調の橋が幻想的な空間に様変わりします。
名称 | 大渓橋 |
住所 | 桃園市大渓区瑞安路一段273号 |
3.慈康陸橋
大渓老街の入り口にあるのが、ユニークな歩道橋(慈康陸橋)です。
建てられてから30年以上が経過しており、台湾らしさの感じる建築物でもあります。
名称 | 慈康陸橋 |
住所 | 桃園市大渓区康莊路5号 |
4.福仁宮
客家、潮州、泉州の神様を祀っている福仁宮です。
大渓老街がある和平路にあり、1813年に建てられ面積は300坪ほどあります。
名称 | 福仁宮 |
住所 | 桃園市大渓区和平路100号 |
営業時間 | 4:00〜20:30 |
5.大渓公園相撲場
大渓公園相撲場がある中世公園は日本統治時代につくられました。
中世公園が建てられた当時は、相撲場以外に公会堂、大渓神社、相撲場などありました。
今でも公園内を歩くと、まるで日本にいるような気分になります。
大渓公園相撲場は台湾に一つしかない日本統治時代の相撲場で、2006年には当時の相撲場の様子に戻すため、500万元をかけて、現在の姿になりました。
今では近くにある小学校の生徒たちが、お相撲大会などを行っています。
僕が大渓公園相撲場に行った時は、観客席に夫婦が腰掛けお弁当を食べている姿があったりして、地元の人たちにとっても憩いの場所のようです。
自然が豊かで風が吹くと葉っぱがなびく音がして、落ち着いてリラックスできる場所でもあります。
名称 | 大渓公園相撲場 |
住所 | 桃園市大渓区普濟路 |
6.木藝生態博物館壹號館
木藝生態博物館壹號館はかつて、小学校の校長先生の宿舎として使われていました。
2007年に「歴史建築」として桃園県に登録され、公共の建築物になり、建物内部の見学も可能です。
木造建築の建物は、縁側があったりと、日本統治時代の雰囲気が今でも残っています。
名称 | 木藝生態博物館壹號館 |
住所 | 桃園市大溪区中正路68號 |
営業時間 | 9:30〜17:00 |
定休日 | 月曜日 |
7.木藝生態博物館壹號館木家具館
木家具館は1918年に公会堂として建てられました。
桃園にある日本統治時代に建てられた公会堂としては、唯一現在まで保存されています。
赤いレンガで作られた洋館で、2004年に桃園県から「歴史建築」として登録されました。
木家具館の内部では、木製の家具が展示されています。
名称 | 木藝生態博物館壹號館木家具館 |
住所 | 桃園市大渓区普濟路21-3号 |
営業時間 | 9:30〜17:00 |
定休日 | 月曜日 |
8.武徳殿
第二次世界大戦前の1935年に日本の武士の精神を提唱するため、台湾各地に武徳殿が建てられました。
そこでは青年たちが柔道や剣道の練習に励みました。
ここでは大渓の歴史を知る事ができ、日本統治時代の雰囲気が現在まで保存されているので、昔の雰囲気を肌で感じる事ができます。
武徳殿の建物の中から眺める外の雰囲気も、風情があって日本らしさを感じる事ができます。
名称 | 武徳殿 |
住所 | 桃園市大渓区普濟路35号 |
営業時間 | 9:30〜17:00 |
定休日 | 月曜日 |
9.木藝師館
1941年に警察署及び、警察官のための宿舎として建てられました。
現在では工芸品の木器について、学べる施設になっています。
名称 | 木藝師館 |
住所 | 桃園市大渓区普濟路52号 |
営業時間 | 火曜-日曜 9:30〜17:00 |
定休日 | 月曜日 |
10.四連棟
四連棟は1937年から1940年に建てられたとされています。
四連棟の中では季節によってさまざまな展示が行われています。
名称 | 四連棟 |
住所 | 桃園市大渓区普濟路17、19、21、23号 |
営業時間 | 9:30〜17:00 |
定休日 | 月曜日 |
11.工藝交流館
工藝交流館は日本統治時代から2015年まで警察首長が居住していた場所です。
木造瓦屋根の建物はさることながら、敷地内に井戸や防空壕が残されており、2012年に「歴史建築」に登録されてからは、建物の中で工芸品の展示が行われています。
工藝交流館は今でも水が出る井戸が残っていたり、昔の日本をかなり感じる事ができる場所でした。
木造で質素な日本の家屋が、落ち着きのある穏やかな街とよく合います。
名称 | 工藝交流館 |
住所 | 桃園市大渓区普濟路5号 |
営業時間 | 9:30〜17:00 |
定休日 | 月曜日 |
12.桃園客運大溪站(桃園バス大渓ターミナル)
桃園バス大渓ターミナルは1923年に建てられ、今でも現役のバスターミナルです。
とても味のある建物ですが、このレトロな感じがたまりません。
名称 | 桃園客運大溪站(桃園バス大渓ターミナル) |
住所 | 桃園市大溪区復興路63号 |
アクセス
・桃園駅から新街尾で下車
【5096】約1時間ほど
・中壢駅から新街尾で下車
【5098】約1時間ほど
・板橋駅から大溪總站で下車
【9103】約2時間ほど
・MRT永寧駅から新街尾で下車
【710】約2時間ほど
最後に
今回は大渓老街を散策しましたが、日本統治時代からの面影が現在も残されている素晴らしい街でした。
バロック調の建物だけでなく木造の瓦屋根の建物など、日本人にとってどこか懐かしい雰囲気がある場所で、一日中楽しめる街です。
台北などの大都市だけでなく、ちょっと郊外を散策したい方にはオススメのスポットでした。
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