こんにちは。
てくてく台湾のSHIN(@tekuteku.taiwan)です。
![](https://taiwan77777.com/wp-content/uploads/2021/01/The-Evans-Annual-Picnic-1.jpg)
桃園市大溪区にある慈湖陵寝ってどんな場所?蒋介石とゆかりがあるの?
こんな疑問にお答えします。
僕は台湾に4年住んでいましたが、「慈湖陵寝」という場所を聞いたことこはあまり聞いたことがありませんでした。
詳しく調べると蒋介石ゆかりの地で、台湾だけでなく世界各国から多くの人たちが訪れているのだとか。
今回はそんな「慈湖陵寝」に行ってきたので、詳細情報、アクセス方法、開放時間についてまとめました。
- 慈湖陵寝には蒋介石の棺が安置してある
- 100体以上ある銅像
- 桃園駅から約1時間でアクセスできる
慈湖陵寝とは
![慈湖陵寝](https://taiwan77777.com/wp-content/uploads/2021/10/o92cb81dc8f60ef96db44ede33f63d2da_4620693218520074442_211016-1-1024x768.jpg)
![慈湖陵寝](https://i0.wp.com/taiwan77777.com/wp-content/uploads/2021/10/o92cb81dc8f60ef96db44ede33f63d2da_4620693218520074442_211016-1.jpg?resize=512%2C384&ssl=1)
慈湖陵寝は1975年に蒋介石総統が亡くなり、棺が安置されるようになったことで「慈湖陵寝」と呼ばれるようになりました。
以前は棺の近くまで行き見ることができましたが、現在は建物の外までしか行けません。
棺が安置されている建物前には衛兵が立っており、時間によって衛兵交代式が見学できたり、近くには「後慈湖」や「慈湖雕塑紀念公園」といった蒋介石に関係する施設があります。
以前は蒋介石の別荘として建てられた
後慈湖は蒋介石総統の出身地である中国・浙江省奉化県渓口鎮に似ていることから、蒋介石総統が生前に別荘を建てました。
その後は戦時指揮所として防空壕なども作られました。
ですが現在は軍事施設の役割は果たしておらず、自然豊かな景色を眺めることができるので、観光やハイキングする人たちなど多くいます。
慈湖陵寝
![慈湖陵寝](https://taiwan77777.com/wp-content/uploads/2021/10/line_450541268732714-1024x768-1.jpg)
![慈湖陵寝](https://i0.wp.com/taiwan77777.com/wp-content/uploads/2021/10/line_450541268732714-1024x768-1.jpg?resize=512%2C384&ssl=1)
慈湖陵寝の周辺は静寂な雰囲気で、建物の前には2人の衛兵が立っています。
この奥の建物の中に蒋介石の遺体が安置されています。
慈湖陵寝の存在を知るまで蒋介石の遺体が現在も安置されているとは思っていませんでしたが、実際に行ってみて独特の雰囲気が漂っています。
![慈湖陵寝の案内図](https://taiwan77777.com/wp-content/uploads/2021/10/line_450537651264851-1024x768-1.jpg)
![慈湖陵寝の案内図](https://i0.wp.com/taiwan77777.com/wp-content/uploads/2021/10/line_450537651264851-1024x768-1.jpg?resize=512%2C384&ssl=1)
入場料は衛兵の交代式は9時〜16時45分まで行われており、雨天の場合は中止です。
名称 | 慈湖陵寝 |
開放時間 | 9:00〜17:00 |
定休日 | 火曜日 |
後慈湖
![後慈湖](https://taiwan77777.com/wp-content/uploads/2021/10/line_450544894307713-1024x768-1.jpg)
![後慈湖](https://i0.wp.com/taiwan77777.com/wp-content/uploads/2021/10/line_450544894307713-1024x768-1.jpg?resize=512%2C384&ssl=1)
後慈湖は昔、軍事施設としての機能も備えていたので、一般人に知られることがなかった場所でした。
季節によって蛍が見れたり自然がとても豊かな場所なので、当時はこの後慈湖で蒋介石と夫人がボートを漕いで休暇を過ごしていました。
僕が立ち寄った時も湖の音と鳥の鳴き声が響き渡り、蒋介石が別荘を構えた理由がよくわかりました。
後慈湖の入場料は大人100元で、事前にホームページから申請する必要があります。
慈湖雕塑紀念公園
![慈湖雕塑紀念公園の1番でかい銅像](https://taiwan77777.com/wp-content/uploads/2021/10/line_450547582486722-1024x768-1.jpg)
![慈湖雕塑紀念公園の1番でかい銅像](https://i0.wp.com/taiwan77777.com/wp-content/uploads/2021/10/line_450547582486722-1024x768-1.jpg?resize=512%2C384&ssl=1)
慈湖雕塑紀念公園には蒋介石の銅像が152体
360度見渡す限り蒋介石の銅像なので、正直「不気味な空間」です。
写真からは伝わりにくいですが銅像のサイズがたくさんあり、大きものになると見上げるようなサイズまであります。
めちゃくちゃデカくて、圧迫感がすごいので夜には絶対に行きなくない場所です。
日本には絶対ない場所なのでとても興味深いですが、個人的には遠くから眺めるくらいでちょうどよかったです。
![慈湖雕塑紀念公園の馬に乗った銅像](https://taiwan77777.com/wp-content/uploads/2021/10/line_450576488079003-1024x768-1.jpg)
![慈湖雕塑紀念公園の馬に乗った銅像](https://i0.wp.com/taiwan77777.com/wp-content/uploads/2021/10/line_450576488079003-1024x768-1.jpg?resize=512%2C384&ssl=1)
開放時間は24時間で無料で見学することができます。
慈湖陵寝へのアクセス
※どちらのバスも本数は決して多くないので気をつけて
※慈湖陵寝・後慈湖・慈湖雕塑紀念公園ともに慈湖で下車すれば歩いて行けます
最後に
![蒋介石の銅像](https://taiwan77777.com/wp-content/uploads/2021/10/line_450552576946512-1024x768-1.jpg)
![蒋介石の銅像](https://i0.wp.com/taiwan77777.com/wp-content/uploads/2021/10/line_450552576946512-1024x768-1.jpg?resize=512%2C384&ssl=1)
今回は桃園市にある慈湖陵寝についてまとめてみました。
アクセスが不便なので台北に住んでいても簡単に訪れることができなかった場所ですが、蒋介石総統は台湾を語る上では欠かせない人物なので、そんな慈湖陵寝に行くことができ貴重な経験ができました。
自然も豊かで台北からでも日帰りで訪れることができるので、ちょっとした旅行先にもぴったりです。
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