こんにちは。
てくてく台湾のSHIN(@tekuteku.taiwan)です。
台湾プロ野球で活躍する日本人が知りたい!過去にどんな日本人選手が在籍していたの?年俸っていくらなの?
こんな疑問にお答えします。
僕は台湾に4年住み、毎年のように台湾プロ野球の動向を追いかけてきました。
そんな台湾プロ野球に近年は楽天が参入したり、味全ドラゴンズが加入し5チーム制になるなど大きな変化が起こりつつあります。
さらには選手やコーチだけでなく球団スタッフに日本人が所属したり、ドラフト制度の変更で台湾の大学に通う日本人学生がドラフト候補なるなど今後が楽しみな台湾プロ野球です。
今回はそんな期待しか持てない「台湾プロ野球で活躍する日本人」についてまとめました。
- 2023年に台湾プロ野球でプレーする選手はいない
- 5球団中4球団に日本人コーチが在籍
- ドラフト指名が期待される日本人選手たち
2023年に台湾プロ野球で活躍する選手たち
楽天モンキーズ 由規
【お知らせ】#由規 選手のCPBL #楽天モンキーズ の入団が決まりました🎉
— 埼玉武蔵ヒートベアーズ【公式】 (@musashi_bears) July 1, 2023
🔽由規選手のコメント詳細はこちらhttps://t.co/5tlAI4BYQ9#埼玉武蔵ヒートベアーズ pic.twitter.com/r4sh4LODsL
2023年7月1日に入団が発表されました。
由規投手は東京ヤクルトスワローズ、東北楽天ゴールデンイーグルスで活躍後、BCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズに入団。
その後楽天モンキーズへの入団となりました。
台鋼ホークス 福永春吾
2023年6月7日に元阪神タイガースの福永春吾選手が、台鋼ホークスと契約を結びました。
台鋼ホークスは2023年から台湾プロ野球の2軍に参加し、2024年から一軍戦に参加する新チームです。
福永春吾選手はチーム初の外国人選手として契約を交わしています。
日本人コーチ
中信兄弟 平野恵一
・二軍・野手発展ディレクター
・過去の所属チーム:オリックス・ブルーウェーブ、オリックス・バファローズ 、阪神タイガース
味全ドラゴンズ 高須洋介
・一軍内野守備コーチ
・背番号:70
・過去の所属チーム:近鉄バファローズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、横浜DeNAベイスターズ
味全ドラゴンズに入団時に過去に中国語を学習したことがあるとインタビューに答えており、来台後は中国語能力が上がれば良いと話していました。
楽天モンキーズ 古久保健二
・一軍ヘッドコーチ
・背番号:87
・過去の所属チーム:近鉄バファローズ、中日ドラゴンズ、ヤクルトスワローズ等
2019年1月4日に台湾プロ野球・富邦ガーディアンズのバッテリーコーチとして契約していましたが、2022年から楽天モンキーズのコーチに就任しました。
古久保健二コーチはInstagramで台湾生活について投稿しています。
プライベートな台湾ライフをInstagramでアップしてくれるので見ていてほっこりです。
アップする写真に元中日の岡本真也投手がコメントするなど、野球好きは見ていて楽しい投稿がたくさんです。
楽天モンキーズ 真喜志康永
・一軍守備走塁コーチ
・過去の所属チーム:近鉄バッファローズ
楽天モンキーズ 川岸強
🇯🇵🇹🇼楽天イーグルスから川岸強コーチが派遣されました!
— Rakuten Monkeys (@RakutenMonkeys) October 6, 2021
これから楽天モンキーズのファームの育成と投手陣の強化にあたります。
モンキーズとイーグルスの絆はさらに強まります。
川岸強コーチ、台湾へようこそ!@Rakuten__Eagles #StrongerTogether#RakutenMonkeys pic.twitter.com/7PLoxtk5tP
・二軍投手コーチ
・背番号:73
・過去の所属チーム:中日ドラゴンズ、東北楽天ゴールデンイーグルス
統一ライオンズ 玉木朋孝
・守備コーチ
・過去の所属チーム:広島東洋カープ、オリックスバッファローズ
富邦ガーディアンズ 酒井光次郎
・2軍投手コーチ
・過去の所属チーム:日本ハムファイターズ 、阪神タイガース
富邦ガーディアンズ 垣内哲也
・1軍打撃コーチ
・過去の所属チーム:中日ドラゴンズ、東北楽天ゴールデンイーグルス
台鋼ホークス 横田久則
・投手コーチ
・背番号:34
・過去の所属チーム:西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズ 、阪神タイガース、兄弟エレファンツ
台鋼ホークス 河野徳良
・国際顧問就任
日本体育大学に所属する大学教員(准教授)であり、約30年間にわたり野球日本代表のヘッドトレーナーとして活躍。
球団トレーナー、フィジカルコーチなどの統括、人材育成のサポートを行う。
2022年まで台湾プロ野球で活躍していた日本人選手
中信兄弟 牧田和久
2022年のシーズン途中から、中信兄弟でプレーすることが決定しました。
しかし思うような成績を残せず退団となりました。
2021年まで台湾プロ野球で活躍していた日本人選手
味全ドラゴンズ 田澤純一
2020年12月26日に台湾プロ野球・味全ドラゴンズと契約
・背番号:95
・月給:2万アメリカドル(約207万円)
・過去の所属チーム:レッドソックス、マーリンズ、エンゼルス等
味全ドラゴンズは2021年から一軍に参加しており、若手選手が多く戦力的に他チームと比べ劣る部分があります。
そんな厳しい投手事情の中で、田澤投手は入団後から守護神としてチームを支えました。
2021年9月10日には初勝利を挙げ、シーズン終了時にはリーグ2位となる30セーブを記録。
中信兄弟 高野圭佑
2021年4月7日に台湾プロ野球・中信兄弟と契約
・背番号:81
・過去の所属チーム:千葉ロッテマリーンズ、阪神タイガース
2021年はシーズン1試合に登板し、1回2/3を1失点で1ホールドを記録しました。
TBS系テレビ番組『プロ野球戦力外通告2021』にも出演し、2022年からはBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスでプレーすることが決まりました。
日本プロ野球(NPB)に所属したことがある台湾人選手
味全ドラゴンズ 廖任磊(リャオ・レンレイ)
・過去の所属チーム:読売ジャイアンツ(2017、2018)、西武ライオンズ(2019)
・背番号:30
・月給:30万元(約120万円)
中信兄弟 鄭凱文 (ジェン・カイウェン)
・過去の所属チーム:阪神タイガース(2009〜2012)、横浜DeNAベイスターズ(2013)
・背番号:19
・月給:60万元(約240万円)
中信兄弟 李振昌(リー・ジェンチャン)
・過去の所属チーム:埼玉西武ライオンズ(2016)
・背番号:34
・月給:70万元(約280万円)
中信兄弟 呂彥青(ルー・イェンチン)
・過去の所属チーム:阪神タイガース(2018〜2020)
・背番号:58
・月給:35万元(約140万円)
富邦ガーディアンズ 郭俊麟(グォ・ジュンリン)
・過去の所属チーム:埼玉西武ライオンズ(2015〜2019)
・背番号:18
・月給:35万元(約140万円)
富邦ガーディアンズ 陽耀勳(ヤン・ヤオシュン)
・過去の所属チーム:ソフトバンクホークス(2006〜2013)
・背番号:26
・月給:24万元(約96万円)
楽天モンキーズ 王溢正(ワン・イージェン)
・過去の所属チーム:横浜ベイスターズ(2010〜2013)
・背番号:32
・月給:52万元(約208万円)
楽天モンキーズ 陳冠宇(チェン・グァンユウ)
・過去の所属チーム:横浜ベイスターズ(2014)、千葉ロッテマリーンズ(2015〜2020)
・背番号:12
・月給:70万元(約280万円)
日本プロ野球(NPB)に所属したことがある台湾人監督・コーチ
中信兄弟 林威助(リン・ウェイツゥ)
・過去の所属チーム:阪神タイガース(2003〜2013)
・役職:海外発展顧問
・背番号:24
味全ドラゴンズ 蕭一傑(シャオ・イージェ)
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— 蕭一傑 (I-Chieh Hsiao) (@Rhinoshoh41) February 1, 2021
・過去の所属チーム:阪神タイガース(2009〜2012)、ソフトバンクホークス(2013)
・役職:二軍投手コーチ
・背番号:89
中信兄弟 林恩宇(リン・エンユウ)
・過去の所属チーム:阪神タイガース(2007〜2009)、ソフトバンクホークス(2013)
・役職:一軍ブルペンコーチ
・背番号:89
富邦ガーディアンズ 余文彬(ユ・ウェンピン)
・過去の所属チーム:オリックス・ブルーウェーブ (2002)
・役職:二軍投手コーチ
・背番号:97
楽天モンキーズ 林英傑(リン・インジェ)
・過去の所属チーム:東北楽天ゴールデンイーグルス(2006〜2008)
・役職:一軍ブルペンコーチ
・背番号:43
楽天モンキーズ 許銘傑(シュウ・ミンチェ)
・過去の所属チーム:埼玉西武ライオンズ (2000 – 2011)、オリックス・バファローズ (2012 – 2013)
・役職:一軍投手コーチ
・背番号:70
日本人が台湾プロ野球のドラフト会議で選ばれるかも
2021年12月の会議で台湾の中学、高校、大学に一定期間就学した外国人留学生について、外国人枠に含めず、ドラフト指名対象になると決定しました。
そのため、今後台湾のドラフト会議で日本人が選出される可能性も出てきました。
1.高塩将樹
2016年まで福島レッドホープスでプレーしていたが、2017年から社会人チーム「安永鮮物」に在籍。
2.大瀧幸治
日本人の父親と台湾人の母親を持つ。
大学生になったのち投手になり、2024年シーズンから一軍に参入するから「TSGホークス」の入団テストも受験したが落選した。
3.藤木琉悠
沖縄の興南高校出身の左投げ投手で、現在は開南大学に在籍しています。
まとめ
今回は台湾プロ野球で活躍する日本人を紹介しました。
記事を書いているだけで今後の台湾野球がどうなるのか楽しみになってきます。
既に活躍している日本人からドラフト候補生まで、今後の動向をしっかり追っていきたいと思います。
» 台湾人のメジャーリーガーについてまとめてみた
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