こんにちは。
てくてく台湾のSHIN(@tekuteku.taiwan)です。
深坑老街ってどんな場所?アクセス方法は?
こんな疑問にお答えします。
「深坑老街」はバロック式の建築物が綺麗に残されており、街を歩けば昔にタイムスリップした気分になれる素敵な街並みです。
建物以外にも臭豆腐が有名で、深坑老街には豆腐を煮込む匂いが漂う場所でもあります。
今回はそんな「深坑老街」に、台湾に4年住んだ僕が訪れたので紹介します。
深坑老街のオススメのお店やアクセス方法をまとめてみた【最新】
深坑老街とは
深坑老街は新北市深坑区にあり、台北市内からだと約1時間で行ける距離です。
深坑老街は日本統治時代の1915年に日本人がバロック式の街並みに整備し、現在まで綺麗に保存されています。
老街の長さは300mあり、レトロな街並みをゆっくり眺めながら歩けます。
グルメが有名な老街なので、街ぶらだけでなく臭豆腐、芋圓、肉十巻を味わってみてください。
深坑老街の街並み
両サイドには昔ながらの建築物が並び、石畳の道を歩いていると、どこか懐かしい気持ちになります。
深坑老街の至る所に豆腐屋さんがあり、街を歩けば臭豆腐の匂いが漂ってきます。
店頭で豆腐とタレも販売していて、たくさんの人がお土産として購入していました。
この建物は深坑老街の中でも重要な建築物で「徳興居」という建物です。
1928年に洋館に建て替えられて、赤レンガのバロック洋式の「徳興居」は、「文明の進歩」を象徴しており、当時は深坑老街で最もおしゃれで豪華な建物として有名でした。
細い道の両サイドは赤レンガの壁で、壁には住所が書かれていおり、どこかノスタルジックな世界に行ってしまいそうな雰囲気です。
茄冬老樹
深坑老街の入り口には大きな茄冬老樹という木が立っており、木の下にはたくさん観光客が腰掛けています。
木の枝にはたくさんの葉っぱがついており、植えられてから100年以上が経過しています。
以前にこの木を切り倒そうという話が持ち上がりました。
しかし当時の台湾総統・蔣経国氏が深坑老街を訪れた際、住民たちから「この木を切り倒さないで欲しい」という要望を聞き保存することを決定しました。
そんな歴史ある立派な木が深坑老街に来る観光客を迎えてくれます。
春風雑貨店
お店の外観からレトロ感が溢れ出しています。
台湾の小物や駄菓子を買うなら春風雑貨店がオススメです。
日本でも見たことがないような、昭和時代のグッズがお店の前からたくさん並べられ、深坑老街の街並みとお店の雰囲気がとても合っています。
お店の一部には黒電話も置かれていたり、缶詰の中に詰められた雨なども販売されており、店内もひと昔の前の雰囲気が漂っています。
日本では見たことがない商品ですが、台湾らしさのある独特のパッケージがなんとも言えません。
この真っ赤な箱もどこか懐かしさを感じます。
日本人の人気ナイロンバッグ、漁師網バッグも販売されていました。
懐かしの駒や竹とんぼも売っていました。
日本でも今では見ることが少なくなったので、なんだか嬉しくなりました。
旧正月に家族で一緒に楽しむお菓子です。
お土産として買って帰るのもいいかもしれません。
子供はもちろん大人も懐かしい気分に戻れる、そんな素敵なお店でした。
名称 | 春風雑貨店 |
住所 | 新北市深坑区深坑街87号 |
営業時間 | 日曜-土曜 10時00分〜20時00分 |
台湾柑仔店
台湾柑仔店も昔ながらの雑貨屋さんです。
このレトロな看板に惹きつけられちゃいます。
駄菓子がたくさん並べられていて、店内はたくさんの子供たちで賑わっていました。
小さくてかわいい置物がたくさんあり、お土産で誰かにあげたくなります。
ビールのつまみに食べたくなっちゃいます。
これを見つけた瞬間に釘付けになってしまいました。
「ザ・台湾」って感じで可愛すぎます。
ビール瓶の形をしたマグネットで1つ(60元)から購入できます。
ビール瓶のほかにタピオカジュース、スリッパ、台湾ドルといったマグネットもあったりして、買いたくなること間違いなしの商品でした。
家のどこかに飾りたくなっちゃいます。
名称 | 台湾柑仔店 |
住所 | 新北市深坑区深坑街38号 |
営業時間 | 不明 |
王水成老店風華館
王水成老店風華館は深坑老街で有名な豆腐屋さんで、台湾の多くのメディアもこのお店を取り上げています。
お店の前にはお持ち帰り用の豆腐やタレが販売されています。
・麻辣臭豆腐(70元)
王水成老店風華館の名物料理です。
味がたっぷり染み込んだ豆腐が絶品で、10元払えば白ごはんも注文でき、豆腐と一緒に食べるご飯は最高に美味しいんです。
臭豆腐が苦手な方は臭豆腐以外の以外の豆腐料理もあるので、安心してください。
名称 | 王水成老店風華館 |
住所 | 新北市深坑区北深路二段204号 |
営業時間 | 月、水、月、金曜日 10時30分~20時00分 土、日曜日 10時30分~20時30分 |
廟口石板臭豆腐
集順廟の入り口で販売されている臭豆腐です。
ここの臭豆腐は揚げたものなので、臭みはそれほどありません。
田楽豆腐と似ており、豆腐に味がしっかりついています。
臭豆腐は一本45元で豆腐が2つ付いています。
付け合わせに4種類の漬物の中から2つ選び、臭豆腐の上にのせてくれます。
漬物をつけてくれることで、お口直しにもなり、臭豆腐をより一層楽しめます。
名称 | 廟口石板臭豆腐 |
住所 | 新北市深坑区深坑街135号 |
営業時間 | 月、水、月、金曜日 10時15分〜19時00分 土、日曜日 9時30分~20時00分 |
深坑老街へのアクセス
台北市内から深坑老街へのアクセス方法は、MRT木柵駅からバスで行くのがオススメです。
MRT木柵駅から深坑老街までのバス:251・795・660・819・912
台北市内からもバスが出ていますが、市内は渋滞がよく発生し予定が左右されてしまうため、MRT木柵駅でバスに乗り換えるのがいいかも。
最後に
今回は台湾・新北市深坑区にある「深坑老街」についてまとめてみました。
老街の長さは300mあり、現在残っている老街の中でもかなりの長さがあり、日本統治時代に建てられたバロック式の建築物が、今でも綺麗に保存されています。
深坑老街には名物の豆腐屋さんがたくさんあり、街を歩けば豆腐のいい香りが漂ってきます。
子供たちに人気の昔の駄菓子屋さんもあり、大人たちも思わずテンションが上がってしまうスポットでした。
半日くらいあれば楽しめる場所なので、午前中は深坑老街を観光して午後からは台北を観光することも可能です。
または深坑老街をバスで通り過ぎさらに奥に進めばかつて、炭鉱で栄えた石碇老街があるので、セットでみてまわるのも楽しいですよ。
» 石碇老街で大自然を満喫する
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