台湾の歴代総統が誰か気になっていませんか?
今回はざっと歴代総統をまとめました
台湾では「国家の最高指導者」のことを大統領ではなく「総統」と呼び、現在は第7代目の蔡英文が務めています。
総統は1任期は4年間で、再選は1回までです。
台湾の歴代大統領を紹介【初代〜第7代】
初代 蔣介石(中国国民党)
任期
・1948年5月20日〜1949年1月21日
・1950年3月1日〜1975年4月5日
初代総統に就任。
中国大陸での戦いに敗れたのち、台湾に渡り統一を果たした。
東京振武学校(軍人養成学校)に留学していた経験もあり、台湾では蔣介石ではなく、蔣中正という名前が一般的。
第2代 厳家淦(中国国民党)
任期
・1975年4月6日〜1978年5月20日
厳家淦は総統であったが、実権は第3代総統の蔣経国が掌握しており、名ばかりの総統であった。
蔣介石・蔣経国のイエスマンとも言われていた。
第3代 蔣経国(中国国民党)
任期
・1978年5月20日 – 1988年1月13日
蔣介石の長男。
台湾の国際的経済地位を高めたことで、国民からは歴代総統の中でも高評価を受けている。
第4代 李登輝(中国国民党)
任期
・1988年1月13日 – 2000年5月20日
「民主化の父」
初めて直接選挙で選ばれた「民選」総統でもある。
日本で教育を受け、日本語が堪能で親日家としても有名だった。
第5代 陳水扁(民主進歩党)
任期
・2000年5月20日 – 2008年5月20日
民主進歩党から初めて選出され、総統に就任。
台湾独自の文化、社会、経済などを重視した。
第6代 馬英九(中国国民党)
任期
・2008年5月20日〜2016年5月20日
イケメン政治家としても有名な馬英九。
2015年、中華人民共和国が建国して以来はじめて、中国(習近平)と台湾(馬英九)の首脳会談が行われた。
第7代 蔡英文(民主進歩党)
任期
・2016年5月20日〜現職
初の女性総統に就任。
原子力発電の全廃を目指し、同性婚合法化を支持した。
コロナの押さえ込みには成功したが、ワクチン供与の問題で今後が注目されている。
日本の皆様へ
— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) December 25, 2021
メリークリスマス
そして、良いお年をお迎えください! pic.twitter.com/92ejPFU0gU
日本語で発信することもあります。
最後に
今回は台湾の歴代総統を紹介【初代〜第7代】しました。
中国問題やコロナなど、さまざまな問題がありますが、今後のしっかり注目していきたいですね。
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