こんにちは。
てくてく台湾のSHIN(@tekuteku.taiwan)です。
台湾のバイクメーカーが気になる。どんなバイクが人気なの?電動バイクもよく見かけるんだけど。
こんな疑問に台湾でバイクの免許を取得し、台湾メーカーバイクも購入したことがある僕がまとめました。
- 台湾のバイクメーカーまとめ
- 各メーカー人気の車種を紹介
- 2020の販売台数ランキング
台湾のバイクメーカー
1.KYMCO キムコ(光陽)
台湾最大のバイクメーカーで、オートバイクが主力商品です。
2019年、2020年ともに新車の販売台数は1位で、シェア率も30%を超えるなど不動の人気を誇っています。
- 見た目のカッコ良さ
- コーナリング性能が高い
- 中速から高速までわたるハイレスポンスを発揮
Kymco GP
2021年の上半期(125cc部門)で最も売れたバイクです。
販売価格は5,6000元。
2.SYM
1962年から本田技研工業の技術協力によってオートバイの生産を開始しました。
安定した走り、初速の速さ、座席の座り安さから台湾では老舗人気メーカーです。
活力VIVO 125
2021年の上半期(125cc)部門で2番目に売れたバイクです。
販売価格は67,000元。
3.AEONMOTOR(宏佳騰)
1998年に設立しスクーター、バギーカー、全地形対応車、バイク、電動バイクの製造を行っています。
近年では電動バイクにも注力し、今後の展開も期待されています。
Ai-1 Sport
AEONMOTORの電動バイクは、台湾の電動バイクでトップを走るメーカー「Gogoro」の協力を経て政策を行っています。
そんななか発売したAi-1 Sportは、乗り心地が良く、加速がスームーズという点などから人気の電動バイクです。
販売価格71,800元〜。
4.PGO(摩特動力)
台湾彰化県に本社があり、日本でも輸入販売を行っています。
水冷エンジンと力強い走りが人気で長距離運転に強いというメリットもあります。
J-Bubu 125
125ccのバイクとしては値段は高いですが、エンジン性能や多様なカラーリングから選べる人気の商品です。
販売価格78,900元〜。
5.YAMAHA(台灣山葉機車)
台湾では大手バイクメーカーです。
毎月の販売台数でも頻繁に1位を獲得しています。
- 品質が良い
- 操作性が良い
- 乗り心地が良い
JOG 125
2021年の上半期で全メーカーのなかで3番目に売れたバイクです。
販売価格は66,000元、排気量は125cc。
6.SUZUKI(台鈴機車)
SUZUKIは台湾で有名なメーカーですが、キムコなどと比べると販売台数がかなり少ないです。
原因としては修理できる工場が少ないという問題もあるみたいです。
Suzuki eReady
電動バイクも販売しており、「eReady」は2020に売れ行き好調だった車種です。
eReady「Fun」「Run」「Run mini」の3種類があります。
7.Hartford(哈特佛)
1995年に台湾で設立しました。
販売数量は少なく、台湾国内でもメジャーなメーカーではありません。
8.CPI
台湾台中市にあり日本にも輸出しています。
電動バイク専門メーカー
1.Gogoro
Gogoroはバイク界のテスラとも呼ばれています。
台湾の電動バイクといえば「Gogoro」で販売台数も他メーカーより多く、圧倒的な人気を誇っています。
- 加速がスムーズ
- 振動が少ない
- 座り心地が良い
僕も台湾留学中に何度も乗ったことがありますが、とっても静かで安定した走りが運転していて爽快でした。
ただ充電のバッテリー代が高いのは気になる点です。
Viva mix
2021年上半期の電動バイクで部門では最も売れました。
販売価格は66,980元〜で、Basic、Keyless、Beltの3種類が発売されています。
日本でも乗ることができる
石垣島では「GO SHARE」という「Gogoro」のレンタル・シェアサービスを行っています。
島内には所々にバッテリーが置いてあるので、電池が切れるという心配がなく石垣島観光ができます。
2.eMOVING
iE125
eMOVINGのなか主軸の電動バイク。
販売価格は67,800元〜。
3.Lokovei(可愛馬)
Lokovei(可愛馬)は電動自転車を販売するメーカーです。
見た目は完全にオートバイですが電動自転車の扱いなので少し不思議な感じがします。
- ナンバープレート不要
- 免許証不要
- 電動バイクより安く購入できる
CHT-034
最高時速は約25km/h、一度の充電で約30~35km走行が可能です。
販売価格43,800元。
【2020年】販売台数ランキング
メーカー名 | 販売台数 | |
1位 | KYMCO | 350,915 |
2位 | SYM | 330,776 |
3位 | YAMAHA | 330,640 |
4位 | Gogoro | 78,429 |
5位 | SUZUKI | 17,000 |
電動バイクの販売台数は全体の10%でした。
台湾でシェアバイクに乗ろう
台湾ではシェアバイクが人気で携帯のアプリから登録すれば、外国人でも利用することも可能です。(一部利用できないものもあり)
シェアバイク会社 | 車種 |
GO SHARE | Gogoro VIVA(50cc) Gogoro 2 Gogoro 3 Gogoro VIVA MIX Aeo Ai-1 Comfort など |
WeMo | KYMCO Candy 3.0 |
iRENT | KYMCO New Many 110 EV |
最後に
今回は台湾のバイクメーカーを紹介しました。
日本では見ることがないバイクや、台湾は電動バイクが発達しているので近代的なバイクまで多数ありました。
Gogoroは世界的にも注目されており、今後日本でも見かけることが増えるような気がします。
機会あればぜひ試乗してみてくださいね。
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