こんにちは。
てくてく台湾のSHIN(@tekuteku.taiwan)です。
台湾のソーセージ甘すぎん?ソーセージをもち米に挟んだり、生ニンニクと食べるって本当?
こんな疑問に対して、台湾に4年間住んでいた僕がまとめてみました。
僕も台湾移住した時は、日本のソーセージと違いすぎて受け入れることができませんでしたが、今では美味しく台湾ソーセージを食べれています。
- 台湾ソーセージがなぜ甘いのか
- 人気の食べ方について
- 夜市やカラオケ店の前にある屋台で食べれる
台湾のソーセージが理由
結論から言うと台湾のソーセージが甘い理由は砂糖をたくさん使うから。
当たり前のような結論ですが、台湾ソーセージのレシピを見ていても日本のものより1.5倍〜2倍ほどの砂糖を入れます。
ちなみに中国語でソーセージは「香腸」と書き、読み方は「シアンチャン(xiāng cháng)」です。
なぜ甘いソーセージが人気なのか
台湾でソーセージが流通し始めたのは1950年代。
当時の肉類は高級品で、ソーセージの保存方法も腐るのを防いぐため塩を砕いて一緒に保存していました。
そのため固く乾ききった、脂っこく、塩っぽいソーセージばかりだったそうです。
砂糖と漢方を加えることで、より美味しくジューシーで弾力のある食感を実現。
台湾で最も大きいソーセージ会社(黒橋牌香腸)の創設者がこの製法を思いつき、現在の「甘い」ソーセージの歴史は始まりました。
そこから現在まで甘いソーセージが一般的なものになり、今では台湾を代表するグルメになっています。
台湾ソーセージの食べ方
生ニンニクと一緒に
ソーセージだけで食べてもジューシーで甘さがあって美味しいのですが、生ニンニクをかじりながら食べることもあります。
生ニンニクなので、翌日まで口の中に匂いは残りますが、一度食べたら癖になるので気になる方は試してください。
夜市に行けばカゴの中にニンニクが入っているので、一つとって一緒に食べちゃいましょう。
もち米に挟んで食べる(大腸包小腸)
もち米を腸詰めしたソーセージの上に、ソーセージを挟んで食べます。
もちもち食感と、噛んだ瞬間に肉汁が溢れ出すソーセージは、考えただけでヨダレが出てきそうなグルメです。
どこで食べれるの
夜市やカラオケ屋さんの前でている屋台、台湾式居酒屋の熱炒に行けば食べることができます。
夜市などの屋台だと一本50元くらいで、熱炒に行けば何本か切ったソーセージを100元弱で食べれます。
» 台湾・台北でオススメの熱炒3選【注文方法とメニュー】
作り方
豚肉10キロ、ケーシング2袋、塩100g、砂糖200g、高濃度(50度以上)白酒150g
1.お肉は豚の太もものが好ましい
2.お肉を水で洗い、肉の皮は剥がず、再び高濃度白酒で洗う
3.お肉を細かく切り、塩100g、砂糖200g、高濃度白酒150gと混ぜる
4.ケーシングを塩漬けにする
5.ケーシングにお肉を詰めていく
6.約10日間外に干す(外は硬くてもいいが中は少し柔らかい程度にする)
7.保存は冷蔵庫で
ソーセージ博物館
台南にはソーセージ(香腸)博物館があります。
台湾ソーセージを生み出した「黒橋牌食品」の工場内にあり、世界のソーセージに歴史や製造器具なども見ることができます。
予約が必要ですが気になる方は是非訪れてみてはいかがでしょうか?
名称 | 黒橋牌香腸博物館 |
住所 | 台南市南区中華西路一段103号 |
営業時間 | 月曜〜金曜 8:30-12:00、13:00-17:00(祝日除く) |
予約電話番号 | 06-2616990 |
最後に
今回は台湾のソーセージが甘すぎる件についてまとめました。
初めて食べた時は衝撃の味でしたが、食べ慣れるといつの間にか「甘さが」癖になっていました。
日本では味わえない味なので台湾旅行の時は是非チャレンジしてみてください。
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