台湾かき氷「雪花冰」と「剉冰」とは?【読み方・作り方も解説】

こんにちは。

てくてく台湾のSHIN(@tekuteku.taiwan)です。

台湾のかき氷って「雪花冰」と「剉冰」の違いはなに?

こんな疑問にお答えします。

僕は台湾に4年住み、暑い夏になると毎週のようにかき氷のお店を探し食べ歩いていました。

時には仕事の休憩中に「かき氷」を食べていたほどで、そんな僕が「雪花冰」と「剉冰」の違いについてまとめました。

目次

台湾かき氷「雪花冰」と「剉冰」とは?【読み方・作り方も解説】

結論:

「雪花冰」は、氷に味がついているフワフワ食感のかき氷。

「剉冰」は、氷に味がついていないジャリジャリ食感のかき氷。

1.雪花冰

雪花冰

「雪花冰」とは近年、日本で流行ったふわふわの台湾かき氷!

雪花冰とは名前の通り「雪」のようにフワッとした食感で、口の中に入れると氷が一瞬で溶けてしまうかき氷です。

とても薄くスライスするように氷を削ることで、独特のふわふわ食感を生み出しています。

さらに氷自体に味がついており、ミルク、マンゴー、チョコレート、杏仁豆腐、イチゴなど種類も豊富です。

永美雪花冰

台湾では1杯約100元〜から販売されており、一人前を注文すれば山盛りの「雪花冰」を提供してくれます。

台湾を代表する「雪花冰」のお店

雪花冰の読み方

雪花冰 xuě huā bīng(シュエファービン)

作り方

動画内で使用されているかき氷機は日本でも購入可能です。

家庭でも本格的な「雪花冰」を楽しみたい方にはオススメです。

2.剉冰

剉冰

剉冰は日本でもよく見かける、昔ながらのジャリジャリ食感のかき氷です。

台湾では雪花冰に負けないくらい、根強い人気の「剉冰」。

剉冰は台湾が日本統治時代に日本人によって伝わってきたよ!

その後、台湾から中国、マレーシア、ベトナムへとかき氷の技術が伝えられていきます。

「雪花冰」は氷に味がついているので、トッピングに多くの具材やシロップを使うことはありません。

一方の「剉冰」は、具材やシロップを楽しむので、氷の上に溢れんばかりのトッピングを行います。

かき氷屋さんにいくと「刨冰」という文字を見かけますが、「剉冰」は中国語の読み方で、「刨冰」は台湾語の読み方です。商品自体は同じものです。

剉冰

小豆や寒天をトッピングし黒蜜をかけたものや、プリンをトッピングしたのち練乳を溢れんばかりにかけたかき氷などもあります。

日本では2〜3人前かと思う量のかき氷を100元以下で提供してくれるお店もある、雪花冰より低価格で楽しめるのが「剉冰」の魅力です。

台湾を代表する「剉冰」のお店

剉冰(刨冰)の読み方

剉冰 cuò bīng(ツオビン)

刨冰 bào bīng(バオビン)

最後に

今回は台湾かき氷「雪花冰」と「剉冰」についてまとめました。

台湾のかき氷は日本のものと比べ値段が安く、ボリュームがたっぷりです。

また台湾名産のマンゴーやタピオカをトッピングしたものなど、現地ならではのものがたくさんあるので、訪れた際はぜひ堪能して見てください。

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この記事を書いた人

「てくてく台湾」の運営者SHINです。
大学卒業→日本企業に就職→9ヶ月で退職→台湾留学→マッサージ習得→現地のマッサージ店に勤務→日本に帰国。月間11万回読まれるブログ『てくてく台湾』運営中。

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