こんにちは。
てくてく台湾のSHIN(@tekuteku.taiwan)です。
台湾留学に行ったら中国語を話せるようになるの?留学後は中国語が使える仕事につけるかな?
こんな疑問にお答えします。
台湾留学したいけど、留学後の中国語レベルや仕事が見つかるのかって気になりますよね。
僕は台湾に4年語学留学しましたが留学前は中国語が全くわからないし、就職していた企業を退職していったので不安だらけでした。
そんな僕でも留学後は「貿易会社で正社員と仕事をしないか?」と声をかけられるようになったので、本気で勉強すれば就職先だって見つかりますよ。
- 1年留学すれば選択肢が圧倒的に増える
- 3か月未満の留学で中国語のレベルアップは見込めない
- 留学へなかなか踏み込めない方へ
台湾留学で中国語レベルが上がるのか【未来のあなたが見える】
僕の語学留学での中国語レベル
1ヶ月目 | お店でのやり取りも難しい |
3ヶ月目 | お店で注文ができるレベル |
1年目 | 自分の意思が相手に伝わる |
2年目 | 台湾人の会話が聞き取れる |
3年目 | 現地企業に就職できるかなレベル |
4年目 | テレビニュースの内容がわかる |
僕の場合、こんな感じで中国語レベルが変化していった感じです。
ただアルバイトもしていたので、毎日一生懸命勉強していたのかと聞かれればNOです。
正規留学や台湾での就職を目指す方へ
1年間、台湾の語学学校で勉強すれば現地の大学に正規留学できるし、日系企業にも就職できる。
語学学校に通う多くの生徒は、1年間の中国語学習で台湾の大学に正規留学しています。
僕みたいに会社を辞めた人でも、1年間勉強すれば現地の日系企業に就職する人がたくさんいました。
中国語を使って仕事をしたい
日系企業であれば業務中は日本語も使うので1年程度の留学で問題ありません。
ただ中国語の翻訳や通訳の仕事をするなら、3年〜4年の留学が必要です。
さらに言えば語学学校だけでは専門的な中国語は学べないので、台湾の大学に進学して本格的に中国語を学び翻訳家を目指す友人もいました。
中国語試験
HSKレベル(漢語水平考試)
1年間の学習でHSK5級(中国語検定二級程度)くらいなら合格します。
ただ台湾は繁体字なので、HSKで使用される簡体字を個人で勉強する必要はあります。
僕の周りには学習期間一年でHSK6級を取得している人もおり、もし合格すれば中国で最も難しい北京大学の受験資格も得ることができます。
» 【2022】中国の大学ランキングと偏差値まとめ TOP100
TOCFL(華語文能力測験)
1年間の学習で進階級 (B1)レベルは目指せます。
僕のクラスメイトは半年から9ヶ月でB1進階級に合格していました。
台湾の大学を受験する場合、TOCFL(華語文能力測験)の一定レベルを取得する必要があります。
ゼロから中国語を身につけるなら1年は留学すべき
僕は語学学校が開講する全てのレベルを受講し、学校での事務室で学生ボランティアをした経験から、1年間勉強すればある程度の中国語レベルを習得できると思います。
なぜ1年の台湾留学で中国語を話せるのか?
結論、台湾の語学学校に通えば1年間で日常生活で使う中国語を学ことができるので、必要最低限の中国語は話せるようになります。
台湾の語学学校で1年間、中国語を勉強すると、年間3冊〜4冊のテキストを勉強します。
テキストの内容は、日常生活で発生する問題をテーマにしています。
- 1冊目、買い物や道の聞き方
- 2冊目、病気になった場合など
- 3冊目、アルバイト先での出来事
- 4冊目、感情についてなど
といった内容のテキストを1年かけて勉強します。このテキストを丸暗記できれば、日常で起こる問題はある程度解決できるというわけです。
僕はこの教科書の内容だけで、家の契約や銀行口座の開設等を1人でこなしました。
なので一年あれば、台湾で1人で生きていける中国語能力は身に付きます。
中国語のための短期留学をオススメしない理由
「1ヶ月や3ヶ月で中国語を話したいから台湾に留学に行きたい」
正直、3ヶ月未満の留学では中国語は話せません。
中国語を学んだところで自分の自己紹介がやっとできるかなくらいなので、日本で勉強した方がコスパはいいです。
自分の人生を本気で変えたいと思うなら1年以上は行くべきです。
» 台湾華語を勉強するのにオススメの教材7選【台湾留学で使用した】
中国語を話すために台湾留学ですべきこと
大学付属の語学学校に通う
大学付属の語学学校だと、初級クラスでもいきなり中国語(少しの英語)の授業なのですぐに上達します。
僕も初めての授業の時は心配でしたが、3ヶ月後には先生が話す簡単な中国語は聞き取れていました。(学校外に行くと早口すぎてついていけない)
もし日本語が話せる学校に行くと、わからないことはすぐに日本語に頼るので僕のオススメは大学付属の語学学校に行くことです。
ひたすら中国語を話す(受け身にならない)
中国語を本気でマスターしたければ、人前で勇気を出して話すことです。
語学学校に通っていると積極的に発言するのは欧米人や東南アジア人で、日本人は無言で授業を聞いているだけなので、進歩が圧倒的に遅いです。
口に出して話す(アウトプット)することで圧倒的に成長します。
台湾人に触れる
生きた中国語を学ぶには、先生以外の台湾人と中国語でコミュニケーションを取りましょう。
できれば日本語が話せない友人がオススメです。
日本語が話せる友人だと、中国語がわからず話が詰まった時に日本語を話すので「どうにか頑張って中国語で解決しよう」とはなりません。
「どうやったら相手に伝わるかな」と考えて口に出すことで中国語は進歩します。
それでも留学後が心配
何か新しいことをするのは心配です。
僕も新卒で入社した会社を辞め台湾に行くと伝えると多くの人に反対されたし、留学後は就職できるか不安でした。
とはいえ留学を終えた今、当時の自分を振り返ってみると台湾留学は正しい判断だと胸を張っていえます。
- 自分への信頼と自信
- 性格が明るくなった
- 中国語が話せるようになった
- 世界中に友達ができた
- 世界は広いと知ることで、選択肢は増えた
僕は台湾では多くのものを得ることができ、後悔しない選択ができましたが、留学で出会った友人もみんな今も楽しく過ごしています。
留学後のその後についてインタビューしている記事があるので、留学が不安な方は参考にしてください。
→30代からの台湾留学【留学生活とその後に迫る】
→台湾留学した彼らがどのような社会人になったのか【20代編】
上記に記事を読んで貰えば、台湾留学って意外になんとかなると思いますよ。
迷っているなら挑戦してください。中国語が話せたら新たな人生が開けます。
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