こんにちは。
てくてく台湾のSHIN(@tekuteku.taiwan)です。
初めて台湾旅行に行くんだけど、注意すべきことはなに?
こんな疑問にお答えします。
- 初めての海外旅行が台湾一人旅(中国語話せない)
- 旅行後、台湾が好きになり4年住む(ワーキングホリデー・ 留学)
- 趣味は自前のバイクで台北をツーリングすることだった
- 現地のマッサージ店に勤務経験あり
- 現地の語学学校で日本人留学生のサポート経験あり
初めての台湾旅行で注意すべきとこ【日本人は毎年犯罪に巻き込まれています】
1.海外保険付帯クレジットカードは必須
台湾旅行中は何が起こるかわからないので、海外保険付帯クレジットカードは必須です。
日本人旅行者は毎年のように犯罪や交通事故に巻き込まれており、いざという時のためにもクレジットカードは持っておきましょう。
カードによっては海外でキャッシングできる機能もあり、年会費無料で作れるカードもたくさんあるので持っていて便利です。
- 「自動付帯」はクレジットカードを所持しているだけで自動的に適用される保険
【エポスカード】(年会費無料) - 「利用付帯」は旅費(航空チケット・ツアー代など)を対象のクレジットカードで支払うと適用される保険
年会費永年無料の楽天カード(利用付帯)
2.両替は現地レートがお得
日本円を台湾ドルに両替するなら圧倒的に台湾の方がお得です。
- 日本の空港で両替した場合、日本円10,000円→台湾ドル2,099ドル
- 台湾の空港で両替した場合、日本円10,000円→台湾ドル2,342ドル
※各空港や日によってレートが異なるので参考程度に
上記の両替例を参考にすると、台湾で両替した方が243台湾ドルお得になります
桃園国際空港なら24時間両替ができるから安心!
もっとレート良く両替をするのであれば、街中にある銀行や昇祥茶行(台北市内)というお茶屋さんを利用しましょう。
3.Wi-FiやSIMカードがなくても、なんとかはなる
僕は初めての台湾旅行でWi-FiルーターやSIMカードを購入せず旅行しました。
台湾にはフリーWi-Fiがあったり、ホテル、カフェ、マッサージ店に行けばWi-Fiが完備されているお店があります。
- iTaiwan(事前登録などが必要)
- Taipei Free(国際SMSの受信ができれば登録可能)
- New Taipei(新北市の無料Wifi)
- Tainan WiFi(台南市内の無料Wifi)
- iTaichung(台中市の無料Wifi)
- iTaoyuan(桃園市の無料Wifi)
- iHsinchu(新竹市の無料Wifi)
ただWi-Fiがない場所に行けば誰とも連絡が取れないし、特に女性1人だとかなり危険です。
そのためSIMカードを購入したりやWi-Fiルーターをレンタルすることをオススメします。
1週間以内の旅行であれば1,000円程度で利用できるのでコスパも良いです。
SIMカード
・台湾 4G-LTE データ通信 使い放題 プリペイドSIMカード (3日間)
・台湾プリペイドSIM 4G・3Gデータ通信無制限 速度低下なし 5日 無料通話付き
・台湾モバイル 台湾大哥大(30日)
Wi-Fiルーター
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・海外WiFiレンタルのグローバルWiFi|WiFiルーターのレンタル
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4.日本語は通じるのか問題
観光地に行けば簡単な日本語は通じます。
有名な飲食店、ホテル、マッサージ店に行けば、最低限の日本語がわかるスタッフがいますが、ローカルスポットに行けば、日本語だけでなく英語すら通じないエリアもたくさんあります。
僕は初めて台湾旅行に行った時は中国語も話せなければ、Fラン大学の英語レベルでしたが、ボディーランゲージと拙い英語で乗り切ることができました。
もし何かあれば台湾人は優しい人ので、積極的に声を掛ければ助けてくれますよ。
» 台湾って何語なの?旅行の時に日本語や英語は通じるのか
5.治安が悪いエリアには近づかない
特に台北市・龍山寺と新北市・三重区は治安が悪いエリアと言われています。
このエリアはヤクザやホームレス、貧困家庭が多く、性産業も盛んなエリアです。
昼間は歩きやすいですが、夜になると見回りの警察官が増えるので、女性1人での徘徊はとても危険です。
どうしても出ないといけない用事があるのであれば、必ず人通りがある明るい道を選びましょう。
6.交通事故
台湾では毎年のように日本人が亡くなる事故が発生しています。
日本の交通事故死者数 | 2,839人 |
台湾の交通事故死者数 | 3,000人(台湾の面積は日本の1/10) |
街中を走る車は運転が荒く、交通違反の件数は世界ワーストを記録したこともあります。
歩行者優先の日本とは異なり、台湾は自動車が優先なので、たとえ青信号であっても気をつけて横断しましょう。
7.地下鉄(MRT)事情
改札を抜けるとホームや車内で飲食(ガム含む)は禁止です。
もし違反すると1,500元以上7,500元以下の罰金になるので気をつけてください。
台湾で譲り合いの精神が浸透しているので、必要としている人がいれば必ず優先席(博愛席)を譲りましょう。
また地下鉄(MRT)内では通話も可能ですが、多くの人の迷惑にならないよう小声で話すことをオススメします。
8.バス事情
台湾でバスに乗るためには手を上げてバスを停めます。
日本のようにバス停で立っているだけでは、バスは停車してくれないので、はっきり目立つように手を上げてましょう。
また台湾のバスは運転がめちゃくちゃ荒く、乗客が席に座る前に急発進することもよくあるので、乗車後はすぐに吊革や手すりを持つことをオススメします。
9.タクシー事情
ぼったくられることはあまり無いです。
とはいえ怪しい運転手も存在するので、綺麗で清潔感のあるタクシーに乗車しましょう。
遠回りする運転手も入りので、Googleマップを開いて道案内を見ながら乗車すればさらに安心です。
また台湾のタクシーのドアは自動で開かないので、手動で開け閉めすることを忘れずに。
日本人女性は大人しく誘拐される標的になりやすいので、できるだけMRTの利用をオススメします。
最近では明瞭会計で安心して利用できると「Uber」を使う人も多いです。
10.日本人を狙ったスリや盗難
2017年に日本人観光客を狙ったスリ事件が発生しました。
現場は夜市や地下鉄の駅で、人混みに紛れてファスナーの閉まっていたカバンの中から貴重品を盗み出すというものです。
特に日本人は清楚で品のある格好をしているので、一瞬で日本人だとバレて犯罪のターゲットになりやすい傾向にあります。
もし人混みの中に行くのであれば、貴重品を隠せるウエストポーチなどを持っておきましょう。
11.臭い
初めて台湾を訪れた人な中には、「臭い場所」だなと感じる人もいます。
街全体が日本より衛生的に汚く、夜市に行けば生ごみが放置されている事もあるので、臭いと感じる事も多いです。
「どうしても台湾の匂いが苦手だ」という方は、台北市内であれば悪臭は漂っていないのでオススメです。
» 台湾が臭いと感じる原因と対策方法【4年住んだ僕】
12.ゴキブリとネズミ
台湾中、どこを歩いてもゴキブリとネズミに遭遇します。
僕は台湾に4年住んでいましたが、ほぼ毎日見かけていました。
高級住宅がと言われるエリアでも出没するので、いきなり出てきても驚かない準備が必要です。
13.トイレ事情
台湾で綺麗なトイレはほぼありません。
トイレットペーパーもトイレに流せない場所がほとんどで、拭いた後のペーパーは備え付けのゴミ箱に捨てます。
そのため日本のトイレに比べて汚いので、どうしようもない時は百貨店やホテルのトイレを利用しましょう。
台湾のコンビニにはトイレがない場所がほとんどです!
ウォシュレットトイレなんて高級ホテルくらいしかないので、「絶対に必要だ!!」という人は携帯用を持っていくことをオススメします。
14.水道水は飲めない
台湾の水道水は水道管が古く、衛生的に汚いので飲めません。
歯磨きやうがいをする程度であれば問題ありませんが、飲料水として利用するとお腹を壊す可能性があります。
コンビニやスーパーに行けば10〜20元くらいで、ミネラルウォーターを購入できるので、ホテルに数本ほど準備しておくと便利です。
日本の水道水に慣れている人は、台湾の水道水でお腹を壊しやすいので気をつけてください。
15.甘いお茶が定番
スーパーやコンビニで適当にお茶を選ぶと「甘いお茶」を買ってしまうかも。
初めて台湾に行った時、誰もが間違えるミスのひとつです。
喉がカラカラでお茶を買ったら「あま〜いお茶」で、思わず吹き出しそうになったなんてことはよくあります。
台湾では甘いお茶が人気なので、購入前はラベルに「無糖」と書いてあることを確認し購入しましょう・
16.コンセント・電圧は日本とほぼ同じ
台湾のプラグ形状と電圧は日本とほぼ同じなので、そのまま台湾で利用できます。
台湾:電圧は110V、周波数は60ヘルツ
日本:電圧は100V、東日本50ヘルツ・西日本60ヘルツ
パソコンやスマホ(iPhoneなど)の充電器は、対応電圧が100V〜240Vで作られているので、台湾でもそのまま使用できます。
ドライヤーやコテなどは一応台湾でも使用できますが、対応電圧が100Vのものが多いので、故障の原因にもなりかねます。
最悪の場合発火の原因にもなるので、変圧器を購入ることをオススメします。
17.チップを渡す必要はない
台湾にはチップの習慣はありません。
ただ相手のサービスに満足を得たのであれば、チップを渡しても大丈夫です。
僕は台湾のマッサージ店に勤務した経験がありますが、時々、チップを頂く事もありました。
もらった本人はとても嬉しい事なので、サービスに満足してチップを渡したい気持ちになれば、渡してあげればと思います。
18.台湾料理が口に合わない
台湾料理は美味しいと有名ですが、まずいと感じる人もいます。
独特の香辛料(八角、五香粉)やパクチーなどが「まずい」と思う理由で、期待外れだったと思う旅行者も多いです。
魯肉飯(ルーローハン)や牛肉麺も、香辛料が使われているお店があるので、独特な香りが苦手な人は下記の記事を参考にしてください。
クセが少ない料理を食べれるお店も紹介しています。
» 台湾料理ってまずくない?日本人が苦手な食べ物とは【20選】
19.マッサージ
健全なマッサージ店だけでなく、違法なお店も数多く存在します。
現地でマッサージ師をしていた経験から「こんなお店は危険」というお店についてまとめました。
- タイ式(泰式)やベトナム式(越南式)のマッサージ店
- お店の外から店内が見えない
- 受付の女性がミニスカート
- 龍山寺周辺のマッサージ店
このようなマッサージ店に間違えて入店すると風俗店の恐れがあり、警察も頻繁にやって来るので気をつけてください。
満足で安心したマッサージを受けるのであれば、観光雑誌やブログで紹介してあるお店に行きましょう。
» 台北・オススメの足つぼマッサージ店まとめ【マッサージ師の僕】
セクハラに遭遇するかも
質の悪いお店であれば、セクハラマッサージ師がいる可能性もあります。
手の動きや言動が気になるようであれば、大きな声で拒否し、担当のマッサージ師をチェンジしてもらいましょう。
また女性がオイルマッサージやリンパマッサージ注文したとき、男性マッサージ師が担当する可能性もあるので、入店時は受付で誰が担当なのか確認しておきましょう。
20.折りたたみ傘は必須
年中スコールがあり、特に4月から6月まで雨季なので、折りたたみ傘は必須です。
雨の勢いも日本とは比べ物にならないくらい激しい日があるので、そんな日は靴を履くのではなくサンダルを履くのもオススメです。
最後に
今回は初めての台湾旅行で注意すべきとこ【日本人は毎年犯罪に巻き込まれています】についてまとめました。
色々と注意すべきことについて書きましたが、台湾は治安が良く、人も優しいので、何かあれば助けてくれます。
羽目を外しすぎることなく、交通事故など細心の注意を払えば、きっと充実した台湾旅行になるはずです。
日本人にとって居心地が良く、ハマる人が続出する国なので、思い存分に台湾旅行を楽しんでください。
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