こんにちは。
てくてく台湾のSHIN(@tekuteku.taiwan)です。
台湾式の居酒屋「熱炒」ってどんな場所?オススメの料理は?お店のルールは?
こんな疑問にお答えします。
台湾の活気があって賑やかな雰囲気でお酒を飲むなら熱炒がオススメです。
1品100元〜で食べれて、料理の味付けも日本人好み。
お酒も格安で飲めて、夜遅くまで楽しめる台湾の「居酒屋」です。
今回はそんな「熱炒」を台湾に4年住み、友人同士で語り合う時は毎回のように利用していた僕が紹介します。
- 台北で熱炒に行くなら長安東路がオススメ
- 熱炒行くならこれだけは食べるべし
- 注文方法やルールも解説
台湾・台北でオススメの熱炒3選
熱炒(ルーチャオ)の激戦区「長安東路」
台北で「熱炒」に行くなら長安東路がオススメです。
長安東路の周辺には何店舗もの「熱炒」が軒を連ねており、台北市民からは「熱炒激戦区」として知られています。
そして台北中心部にあるのでアクセスが便利なうえ、近くには日本人が多く宿泊するホテルや日本人街(林森北路)があり、日本人も多く訪れるのでお店のスタッフは簡単な日本語を話せます。
とはいえ何店舗もあるとどこのお店に行けばいいか分からないので、長安東路に数え切れないほど通った僕がオススメのお店を紹介します。
- MRT中山駅から徒歩10分
- MRT松江南京から徒歩10分
長安東路のオススメ熱炒【3選】
1.33区熱炒
日本のガイドブックに取り上げられる長安東路を代表する熱炒です。
台湾人だけでなく日本人のお客さんがく、「33区熱炒」の前を歩くと店員さんが日本語で声をかけてくれます。
店内は広く、客席数が多いのでいつも並ばずにお店に入ることができます。
さらに料理の味も日本人が満足するものが多いのも特徴です。
・空心菜(空心菜の炒め物)
シャキシャキの空心菜が絶品です。一度食べればハマること間違いなし。
・滑蛋蝦仁(エビのオムレツ)
フワッフワの卵とプリップリの蝦が最高にうまい。
とても優しい味で、日本人の口にもよく会う料理です。
・澄光泡菜豬肉(豚キムチ)
味は日本の豚キムチ。
お酒のつまみにもなるし、白米と一緒に食べると箸が止まりません。
名称 | 33区熱炒 |
住所 | 台北市中山区長安東路一段63-1号 |
営業日 | 日曜-土曜 |
営業時間 | 12時00分~1時30分 |
日本語メニュー | あり |
2.中央市場生猛海鮮
朝4時30分まで開いており、長安東路では最も遅くまで営業しているお店。
熱炒の多くが午前2時に閉まるお店が多い中、中央市場生猛海鮮は昼から営業を開始(11時30分~14時30分)し、深夜4時30分までオープンしています。
深夜帯でも多くの人が利用し、夜遅くまで賑わっている長安東路で人気の熱炒です。
僕は何十回も「中央市場生猛海鮮」を利用していますが、必ずといっていいほど日本人のお客さんに遭遇しています。
お店の外観がギラギラしており台湾感が溢れ出ており、現地の雰囲気を味わいながら食事とお酒を満喫できます。
・三杯田雞(台湾の炒め煮料理)
台湾の炒め煮にカエルが入った料理です。
三杯とは台湾の伝統的な炒め煮料理で、普段は鶏肉などを入れますが、この料理はカエルが入っており、台湾らしさのあるオススメ料理です。
・泰式椒麻雞(ピリ辛チキンカツ)
チキンカツにピリ辛のソースがかかっています。
サクッという食感とジューシーなお肉がたまりません。
・黄金銀絲卷(揚げパン)
外はサクッと、中はフワフワの揚げパンで、コンデンスミルクをかけていただきます。
デザートにオススメの一品です。
名称 | 中央市場生猛海鮮 |
住所 | 台北市中山区長安東路一段52-1号 |
営業日 | 日曜-土曜 |
営業時間 | 11時30分~14時30分 16時00分~4時30分 |
日本語メニュー | あり |
3.鮮定味生猛海鮮
個人的に台湾で最もオススメの熱炒。
なぜ最もオススメなのかというと、「鮮定味生猛海鮮」の料理が美味しすぎるんです。
長安東路以外にも数多くの熱炒に行きましたが、「鮮定味生猛海鮮」の味付けが日本人にぴったり!!
「おかず」があまりに美味しすぎて、お酒だけでなく白米もすすみます。
お店の規模は他店舗と比べそれほど大きくありませんが、店内は常に満席状態の大繁盛店です。
・蒜泥白肉(ニンニクだれの豚肉)
ニンニクの効いたお肉がご飯に合うんです。
蒜泥白肉はどこの熱炒に行ってもありますが、鮮定味生猛海鮮のものが一番美味しいんです。
・椒麻雞軟骨(軟骨の唐揚げ)
居酒屋といえば軟骨の唐揚げですが、台湾でも味わうことができるんです。
歯応え抜群の軟骨の唐揚げは文句なしで美味しいですよ。
・鳳梨蝦球(エビマヨ)
油で揚げたエビに、台湾の少し甘めのマヨネーズがかかっていてお酒によく合います。
子供からも愛される、熱炒定番の料理です。
名称 | 鮮定味生猛海鮮 |
住所 | 台北市中山区長安東路一段67号 |
営業日 | 日曜-土曜 |
営業時間 | 17時00分~2時00分 |
日本語メニュー | あり |
熱炒に行ってみよう
- お店の外に水槽や、生魚が並んでいる
- 看板が派手で「熱炒」や「100」と書いてある看板がある
まず熱炒は台湾中にあり、上記のような特徴があるお店が多いです。
もし分からなければGoogleマップで「熱炒」と検索すれば至る所で見つかります。
営業時間は昼間(昼休憩あり)から深夜2時ごろまで空いている店がほとんどで、店頭には店員さんが立っていて、呼び込みをしていることもあります。
ローカル感があって入るのに少し緊張するんだけど
「熱炒」は観光客向けのお店ではないのでローカル感がありますが、お店に入ればアットホームな雰囲気なので思い切って入ってみましょう。
それでも心配なら今回紹介した日本人が利用する「長安東路」に行けば、店員さんは日本語が話せて安心です。
1.熱炒に入店
熱炒では2人で入店しても、大きなテーブルに案内されることがほとんどです。
注意点
・テーブルに置いてあるテッシュで使用するコップや箸は拭きましょう
テーブルの上には栓抜き、コップ、箸、ティッシュがあるので、衛生的にティッシュを使って箸とコップを拭いときます。
しばらくすると席まで店員さんがメニューを持ってきてくれます。(台北市内のお店だとほとんど日本語メニューがあります)
2.注文方法
注意事項
・メニュー表には欲しい数だけ「正の字」を記入
メニューに記載されてある食べたい料理に印をつけます。
その料理が1つ欲しいなら「一」、2つ欲しいなら「T」というように漢字の「正」を書きましょう。
印をつけ終えたら店員さんメニュー表を渡し、席で待っていれば料理がやってきます。
3.熱炒の定番メニュー
・滑蛋蝦
卵とエビが炒められた熱炒の定番料理で、必ずオーダーして欲しい一品。
ふわふわの卵とプリプリのエビが最高に合うんです。
やさしい味なので子供から大人まで大好きな味付けです。
・蒜泥白肉
豚肉をお湯で浸けたものにニンニクだれをかけた料理です。
さっぱりしたお肉と甘塩っぱいタレがご飯にめちゃくちゃ合います。
熱炒によってパクチーがのっているお店があるので、苦手な人はとってもらうことをおすすめします。
・鳳梨蝦球
揚げたエビのうえにマヨネーズをかけた料理です。
サクサクに揚げられたエビに、台湾の少し甘めのマヨネーズは、ご飯にもお酒のつまみにもなる一品です。
・泡菜豬肉
日本の豚キムチのことです。
ジューシーな豚肉と少し辛めのソースがたまりません。
酒のつまみによし、ご飯のお供によしで、迷った時に頼めば間違いない料理です。
- 空芯菜(空芯菜の炒め物)
- 高麗菜(キャベツの炒め物)
- 水蓮菜(水蓮菜の炒め物)
- 宮保雞丁(鶏肉とナッツのピリ辛炒め)
- 椒麻雞(ピリ辛チキンカツ)
- 生魚片(刺身)
- 薑絲蛤仔湯(生姜スープ)
- 銀絲卷(揚げパン)
上記のメニューを頼めば間違いありません。
※料金は一皿100元から200元ほどです。
※2人なら3皿ぐらい注文すればお腹いっぱいになります。
4.お酒を取りに行く
注意事項
・ビール、ソフトドリンクはセルフサービス
冷蔵庫にドリンクが入っているので、自分で好きなドリンクをとって席に持っていきます。
ドリンクの料金が気になるようであれば店員さんに聞きましょう。
基本的に瓶ビールは1本100元で、ソフトドリンクは100元以下です。
熱炒によってはミニスカートを履いた女性が席を回って「ビールはいかがですか?」と声をかけてくれます。
もしドリンクを飲み残したら持って帰ることもできます
最初は恥ずかしいと思いますが、台湾では持って帰るのが文化なので気にせず持って帰りましょう。
※栓抜きが各テーブルの上にない時は、テーブル横にぶら下がっています。
5.タレと白米は食べ放題(アイス食べ放題のお店も)
熱炒ではタレとご飯は食べ放題のお店がほとんどです。(アイスが食べ放題の熱炒もあります)
セルフサービスなので自分で好きなだけ食べれて、大食いの人でも嬉しいサービスです。
6.熱炒を楽しむ
台湾人は打ち上げや友人の誕生日などに熱炒をよく使います。
熱炒はとても賑やかで、台湾の雰囲気を存分に楽しむことができます。
急かされることもないので、お酒を片手に朝までゆっくり友人と語ることだって可能です。
余った台湾料理はお持ち帰り(打包/dǎ bāo)することができるので、店員さんに持って帰りたいと伝えれば、ビニール袋に入れて渡してくれます。
7.お会計
熱炒を楽しんだら店員さんを呼んで会計です
店員さんが飲んだドリンクの本数を数えてくれ、レジでお会計をします。
2人でたくさん食べて飲んでも1000元くらいなので、熱炒のコスパは最強です。
最後に
今回は台湾・台北でオススメの熱炒3選【注文方法とメニュー】を紹介しました。
日本人観光客にはあまり馴染みのない「熱炒」ですが、台湾の雰囲気を味わえて美味しい料理も食べれる熱炒は最高のお店です。
ローカル感があって、本場台湾の賑やかな雰囲気が知れる貴重な場所でもあります。
お酒好きな方だけでなく、お酒を飲まない方も台湾料理を楽しめるので気になっている方は是非一度訪れてみてください。
一度行けばハマること間違いなしですよ。
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