こんにちは。
てくてく台湾のSHIN(@tekuteku.taiwan)です。
・台湾には美味しい「麺」料理はある?
・オススメの麺は?
・どこのお店が美味しいの?
こんな疑問に対して、台湾に4年住んでいた僕がまとめました。
- 台湾の「麺」料理まとめ
- オススメのお店を紹介
台湾の麺料理といえばコレだ【15選】
1.牛肉麺
牛肉麺は台湾を代表する麺料理です。
牛肉麺といえど種類が豊富で、清燉牛肉麺(胡椒ベース)、紅焼牛肉麺(醤油ベース)、清湯牛肉麺(薄味)、川味牛肉麺(四川風)があります。
分厚い牛肉と弾力のある麺は食べ応え抜群で、牛肉麺を食べずして「台湾麺」を語ることはできません。
2.涼麺
中華麺に胡麻ダレとキュウリをかけて食べます。
調味料としてラー油やワサビがあるので、自分の好みの味に調節も可能です。
胡麻ダレにニンニクが含まれているお店も多く、暑い夏など夏バテしそうな時にはピッタリ。
涼麺店には必ずお味噌汁がメニューにあるので、セットで食べるのがオススメです。
オススメのお店→台北・新北で食べれる涼麺のお店【3選】
3.麺線
鰹が効いた出汁に、そうめんのような細い麺が入った料理です。
スープはとろみがあり、具材はモツが入っておりパクチーを上にかけて頂きます。
日本人が食べ慣れている鰹出汁なので、とっても食べやすく、どこか懐かしい味わいです。
阿宗麺線
台北市西門にあるお店です。
日本のガイドブックに必ず紹介されているお店で、メニューは麺線のみで値段は70元(大)55元(小)で食べれます。
台湾人だけでなく日本人のファンも多いお店なので、麺線を食べるなら必ず訪れたいお店です。
名称 | 阿宗麺線 |
住所 | 台北市萬華区峨眉街8-1号 |
営業時間 | 月曜〜木曜 9時30分~21時30分/ 金曜〜日曜 9時30分~22時30分 |
4.担仔麺
名古屋で有名な味仙の「台湾ラーメン」は担仔麺を参考にして作られました。
小さめの容器に、ニンニク風味のスープ、麺、そぼろ、エビ、パクチーが入った料理です。
味仙の「台湾ラーメン」とは違い辛くないので、辛いのが苦手な方でも美味しく食べれます。
度小月
担仔麺は台南発祥の料理で、特に「度小月」は1895年から営業を開始した老舗です。
台湾人が「担仔麺」と聞くと真っ先に思い浮かぶのが「度小月」で、台南以外に、台北、澎湖に店舗があります。
度小月の店舗一覧
5.ビーフン
中国南部が発祥で、福建省や台湾でよく食べられています。
特に台湾・新竹が名産地で、冬の乾燥した気候が生産には適しており、ビーフンを提供するお店も多いです。
6.ジャージャー麺
豚そぼろ肉と太麺を混ぜて食べます。
日本のジャージャー麺と比べ少し薄味のお店が多く、テーブルに置いてあるラー油を加えてよく食べていました。
城中市場 老牌牛肉拉麺大王
台北駅から歩いて行けるお店で、細い路地裏にあるので少し分かりにくさもありますが「ジャージャー麺」を食べるならココです。
「ジャージャー麺」は見た目からすでに豪快で、ニンニクがたっぷり入った肉味噌と太麺が絡まり合い「ハマる人が続出」。
お店も歴史を感じる「ザ・台湾」な雰囲気で、ドラマの撮影にも使用されてことがあり、「料理」と「お店」どちらも楽しめる場所です。
名称 | 城中市場 老牌牛肉拉麺大王 |
住所 | 台北市中正区重慶南路一段46巷7号 |
営業時間 | 9時30分~20時00分 |
7.米干
お米から作られた麺のことで、桃園市中壢区の「米干」は特に有名です。
麺とスープは「うどん」を連想するような味付けで、たっぷりのお肉と卵が入っています。
日本人にはあまり知られていない料理ですが、とっても美味しいの僕のお気に入りグルメです。
米干を食べるならココ→中壢で美味しい麺を食べるなら「国旗屋米干店」がオススメ
8.意麺
台南発祥の意麺は日本のカップヌードルのルーツと言われています。
平たいちぢれ麺の上に野菜、そぼろ肉がかかっており、かき混ぜてから頂きます。
濃いめの味付けなので日本人には合うと思いますが、五香粉(調味料)の味もするので、台湾独特の味が苦手な人は要注意です。
老店頭台南意麺
台北で意麺を食べるなら「老店頭台南意麺」が絶対にオススメです。
なんといっても味の濃さが薄すぎずで丁度よく、意麺以外のメニューは何を食べても美味しい。
特にチャーハンは台湾で食べた中でもトップクラスに美味しかったので、意麺とセットで注文してくださいね。
名称 | 老店頭台南意麺 |
住所 | 台北市大安区通化街65号 |
営業時間 | 24時間営業 |
9.麻辣麺
山椒が入った痺れるような辛さが癖になる麺です。
麻辣麺に使われている麺は基本的に細麺で、ピーナッツやそぼろ肉が入っているのが特徴的です。
辛さも4〜5段階くらいに分かれているので、辛いもの好きにも嬉しいですよね。
10.酸辣粉
酸辣粉とは山椒が効いた酸っぱ辛いスープに極太春雨を入れたものです。
味付けはや具材は麻辣麺と同じですが、弾力抜群のモチモチ春雨がクセになります。
中国四大料理の一つ、四川料理として有名ですが、台湾でも本場の味を食べることができます。
辛麺を食べるならココ→台北・新北にある辛ウマ四川料理 オススメ店【7選】
11.肉羹麺
肉羹とは肉団子などや玉ねぎをとろみのあるスープに入れた食べ物で、そのスープに柔らかい細麺を入れたものが「肉羹麺」です。
麺以外にもご飯を入れて食べることがあり、とっても優しい味付けで、二日酔いの日にめちゃくちゃ食べたくなります。
「今日は胃に優しいものが食べたいなぁ」という気分の時にはぜひ。
北港江記龍門生炒鴨肉焿
新北市三重区にある地元では超人気で行列が絶えないお店です。
ジューシーな鴨肉が入った肉焿が食べれて、とろみのある少し甘めのスープが美味しすぎる。
真っ赤な唐辛子は辛すぎずなので、味変にはもってこいの調味料です。
名称 | 北港江記龍門生炒鴨肉焿 |
住所 | 新北市三重区龍門路134号 |
営業時間 | 8時30分~18時00分 |
定休日 | 日曜日 |
12.魚焿麺
鰹出汁の風味が日本人にも染みるような料理です。
とろみのあるスープに魚のつみれやイカなどを入れて食べます。
章記林森北路魷魚羹
イカの魚焿が有名なお店で、日本街がある林森北路で営業しています。
お店は屋台で、飲み終わった後の魚焿は身体中に染みます。
名称 | 章記林森北路魷魚羹 |
住所 | 台北市中山区林森北路282号 |
営業時間 | 18時30分~2時00分 |
定休日 | 日曜日 |
13.酸辣湯麺
餃子屋さんに行けば酸辣湯麺(サンラータン麺)を提供してくれる店がたくさんあります。
胡椒の効いた、ちょい酸っぱめのスープに細麺を入れていただきます。
お店によっては酸辣湯に鴨血(アヒルの血)が入っていたり、一緒に注文した餃子をスープに入れて食べても美味しいです。
14.炒麺
野菜と麺を炒めたシンプルな料理です。
日本の焼きそばのように台湾人には愛されており、食堂などにいけば食べることができます。
中華鍋に油を引いて炒めるだけでとってもシンプルですが、お店によって味付けや野菜の量が異なり、沙茶醤(台湾の調味料)を入れるところもあります。
15.坦々麺
日本でもお馴染みの坦々麺。
台湾は汁なし坦々麺が多く、日本のように汁にどっぷり浸かったタイプはほとんどありません。
味付けに麻辣が入っていることが多く、ピリ辛麺としても人気です。
番外編 ラーメン
ラーメンは日本の食べ物ですが、台湾にも数多くのラーメン屋があります。
種類も醤油、豚骨、家系、鶏白湯、二郎系とまるで日本にいるかラインナップです。
ラーメン好きの方は是非一度、台湾のラーメン屋さんに行ってみてはいかがでしょうか?
» 台北で食べたオススメのラーメンを紹介【25店】
最後に
今回は台湾の麺料理といえばコレだ【15選】についてまとめました。
台湾も日本と同様に美味しい麺料理がたくさんあります。
各、麺ごとに特色があり麺好きには堪らない場所ではないでしょうか。
日本と比べて値段も安く、訪れた際はぜひ自分だけの「ウマ麺」を見つけてみてはどうでしょうか。
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